複数辞典一括検索+

きき‐うで【利き腕】🔗🔉

きき‐うで利き腕】 よく働き力の出せる方の腕。右腕の場合が多い。利き手。狂言、名取川「とてもの事に―をも見せさせられい」。「―を押さえる」

きき‐お・う【聞き負ふ】‥オフ🔗🔉

きき‐お・う聞き負ふ‥オフ 〔他四〕 わが身のことと思って聞く。源氏物語紅葉賀「我一人しも―・ふまじけれど、うとましや…とおぼゆ」

きき‐おお・す【聞き果す】‥オホス🔗🔉

きき‐おお・す聞き果す‥オホス 〔他下二〕 しまいまで聞く。十分に聞く。基佐集「ほととぎす声はさだかに―・せけり」

きき‐お・く【聞き置く】🔗🔉

きき‐お・く聞き置く】 〔他五〕 ①聞いておく。先方の話を聞くだけで、自分の意思表示をしないでおく。 ②聞いて覚えている。源氏物語帚木「思ひあがれる気色けしきに―・き給へる女むすめなれば」

きき‐おさめ【聞き納め】‥ヲサメ🔗🔉

きき‐おさめ聞き納め‥ヲサメ それが聞くことの最後で、もう聞けなくなること。浄瑠璃、曾根崎「七つの時が六つ鳴りて、残る一つが今生こんじょうの、鐘のひびきの―」。「これがこの世の―」

きき‐おじ【聞き怖じ】‥オヂ🔗🔉

きき‐おじ聞き怖じ‥オヂ 聞いただけでこわがること。浄瑠璃、国性爺合戦「韃靼だったんえびす―して二の足になる所を」

きき‐おち【聞き落ち】🔗🔉

きき‐おち聞き落ち】 ①聞きおとすこと。聞きおとし。 ②聞いただけで恐れて逃げること。聞き逃げ。太平記8「六波羅よも一溜りも溜らじ、―にぞせんずらん」

きき‐おとこ【利き男】‥ヲトコ🔗🔉

きき‐おとこ利き男‥ヲトコ 気の利いた男。粋いきな男。

きき‐おと・す【聞き落とす】🔗🔉

きき‐おと・す聞き落とす】 〔他五〕 ①うっかりして、聞くべきことを聞かないでしまう。聞きもらす。「用件を―・す」 ②聞いて心中でけなす。源氏物語若菜下「あへなくあはつけきやうにや―・し給ひけむと」

きき‐おぼえ【聞き覚え】🔗🔉

きき‐おぼえ聞き覚え】 ①かつて聞いて覚えていること。「―のある名前」 ②耳で聞いて覚えること。耳学問。「―の外国語」

きき‐おぼ・える【聞き覚える】🔗🔉

きき‐おぼ・える聞き覚える】 〔他下一〕[文]ききおぼ・ゆ(下二) ①聞いて記憶している。 ②耳学問で覚える。

広辞苑 ページ 4676