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きな‐くさ・い【きな臭い】🔗🔉

きな‐くさ・いきな臭い】 〔形〕 ①紙・綿・布などのこげるにおいがする。こげくさい。 ②硝煙のにおいがする。戦いや物騒なことが始まりそうな気配である。「―・い情報が流れる」 ③なんとなくあやしい。うさんくさい。「―・い男」

き‐なぐさみ【気慰み】🔗🔉

き‐なぐさみ気慰み】 心のなぐさみ。気ばらし。

きなけつ🔗🔉

きなけつ ①秋の朝。蔵玉集「―秋朝」 ②秋の空。秘蔵抄「―とは秋のそらなり」

きな‐こ【黄粉】🔗🔉

きな‐こ黄粉】 大豆をいって碾いて粉にしたもの。砂糖をまぜ、餅・団子などにまぶして食べる。豆の粉。「―をまぶす」 ⇒きなこ‐もち【黄粉餅】

きなこ‐もち【黄粉餅】🔗🔉

きなこ‐もち黄粉餅】 きなこをまぶした餅。安倍川餅。 ⇒きな‐こ【黄粉】

き‐なし【気無し】🔗🔉

き‐なし気無し】 ①思慮のないこと。また、その人。浄瑠璃、出世握虎稚物語「―共の寄合、ちと嗜たしなめ」 ②正気のないさま。気抜け。 ③気乗りのしないこと。洒落本、甲駅新話「めしには―だす」

き‐な・す【着為す】🔗🔉

き‐な・す着為す】 〔他四〕 ある状態になるように着る。着て、ある状態にする。源氏物語夕顔「黄なるすずしの単袴、長く―・したる童」

ぎなた‐よみ【ぎなた読み】🔗🔉

ぎなた‐よみぎなた読み】 (「弁慶が、なぎなたを持って」と読むべきところを「弁慶がな、ぎなたを持って」と読むように)句読点を間違えた読み。

キナ‐チンキ【規那丁幾】🔗🔉

キナ‐チンキ規那丁幾】 キナ皮をアルコールに浸して製した赤褐色の液。甚だしい苦味がある。強壮剤。

キナ‐の‐き【規那の木】🔗🔉

キナ‐の‐き規那の木】 〔植〕(→)キナに同じ。

キナバル【Kinabalu】🔗🔉

キナバルKinabalu】 ボルネオ(カリマンタン)島北部、マレーシアのサバ州にある山。標高4095メートル。山頂部には氷食地形が見られる。同山を中心とする自然公園は世界遺産。 キナバル 提供:JTBフォト

キナ‐ひ【規那皮】🔗🔉

キナ‐ひ規那皮】 キナの樹皮を乾燥したもの。解熱薬・強壮薬。精製してキニーネをつくる。

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