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きぬ‐なり【絹鳴り】🔗🔉

きぬ‐なり絹鳴り】 絹布のすれあう音。

き‐ぬの【生布】🔗🔉

き‐ぬの生布】 まださらしたり練ったりしていない布。夏の衣服の材にした。〈[季]夏〉

きぬ‐の‐くび【衣の頸】🔗🔉

きぬ‐の‐くび衣の頸】 衣服の襟。枕草子142「冠こうぶり―など手もやまずつくろひて」

きぬ‐の‐しり【衣の後・衣の尻】🔗🔉

きぬ‐の‐しり衣の後・衣の尻(→)きょに同じ。

きぬ‐の‐みち【絹の道】🔗🔉

きぬ‐の‐みち絹の道】 シルクロードの訳語。

きぬ‐ばり【絹針】🔗🔉

きぬ‐ばり絹針】 絹布を縫うのに用いる細い針。

きぬ‐ばり【絹張り】🔗🔉

きぬ‐ばり絹張り】 ①絹布を張ること。また、張った物。「―の屏風」 ②木や竹製の棒で、絹布を洗い張りするときに両端に付け、ひっぱって皺しわをのばす道具。また、それを使って絹布を伸子しんし張りすること。浄瑠璃、堀川波鼓「松の木に―結び」 ③絹布をのり張りする板。

きぬ‐びつ【衣櫃】🔗🔉

きぬ‐びつ衣櫃】 衣服を入れておく櫃。衣裳櫃。宇津保物語吹上上「清らなる―一つに衣納れつつ奉り給ふ」

きぬ‐ひょうぐ【絹表具・絹裱具】‥ヘウ‥🔗🔉

きぬ‐ひょうぐ絹表具・絹裱具‥ヘウ‥ 絹布を用いた表具。巻物・掛軸・書画帖・襖ふすま・屏風びょうぶなど。↔紙表具

きぬ‐ふたこ【絹双子】🔗🔉

きぬ‐ふたこ絹双子】 双子糸に絹糸を少し混ぜて織った双子縞ふたこじま

きぬ‐ぶるい【絹篩】‥ブルヒ🔗🔉

きぬ‐ぶるい絹篩‥ブルヒ 絹布を底に張った篩。細粉をふるうのに用いる。

きぬまき‐せん【絹巻線】🔗🔉

きぬまき‐せん絹巻線】 絹糸を絶縁体として被覆した銅線。

きぬ‐め【絹目】🔗🔉

きぬ‐め絹目】 印画紙の表面加工の一つ。表面が織目状の凹凸をもち、肖像写真に多く用いる。シルク。

きぬ‐モスリン【絹モスリン】🔗🔉

きぬ‐モスリン絹モスリン】 経緯たてよこともに1本の生糸に強撚を施した糸を用い、きわめて地を薄く平織りにした絹織物。肩掛・カーテンに用いる。シフォン。

きぬ‐もの【絹物】🔗🔉

きぬ‐もの絹物】 ①絹織物。 ②絹製の衣服。

きぬ‐や【絹屋】🔗🔉

きぬ‐や絹屋】 ①絹の幕を屋根と四方とに張りめぐらした仮小屋。栄華物語あさ緑「前に―造りて黄牛あめうし飼はせ給ふ」 ②絹布を織り、または売る人。また、その家。

広辞苑 ページ 4898