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きわめ‐がき【極書】キハメ‥🔗⭐🔉
きわめ‐がき【極書】キハメ‥
書画・刀剣・茶道具その他骨董こっとう類の鑑定の証明書。主として折紙2や極札の形式で、自筆で書き花押かおうまたは印を押し、作品に添付する。箱書はこがきの場合もある。画中に直接記入する場合には、これを紙中極しちゅうきわめという。鑑定状。
⇒きわめ【極め】
きわめ‐つき【極め付き】キハメ‥🔗⭐🔉
きわめ‐つき【極め付き】キハメ‥
①極書きわめがきのついていること。
②転じて、定評のあるたしかなもの。折紙つき。歌舞伎では、その俳優の芸が優れ、他には求め得ないと認められたものをいう。「―の演技」
⇒きわめ【極め】
きわめ‐つく・す【極め尽くす】キハメ‥🔗⭐🔉
きわめ‐つく・す【極め尽くす】キハメ‥
〔他五〕
あらん限りの力・手数をつくす。残る所なく調べつくす。万葉集20「あかき心をすめらべに―・して」
きわめ‐て【極めて】キハメ‥🔗⭐🔉
きわめ‐て【極めて】キハメ‥
〔副〕
この上なく。はなはだ。「―遺憾である」
きわめ‐ふだ【極札】キハメ‥🔗⭐🔉
きわめ‐ふだ【極札】キハメ‥
古筆などを鑑定した結果を短冊形の小札にしるしたもの。
⇒きわめ【極め】
きわ・める【極める・窮める・究める】キハメル🔗⭐🔉
きわ・める【極める・窮める・究める】キハメル
〔他下一〕[文]きは・む(下二)
(際に至るようにする意)
①極限に達せさせる。果てまで物事をおしつめる。源氏物語澪標「太政大臣にて位を―・むべし」。日葡辞書「エイグヮヲキワムル」「カウミャウヲキワムル」。「山頂を―・める」「口を―・めてののしる」
②終わらす。源氏物語明石「何許りの誤りにてかこの渚に命を―・めむ」
③(ふつう「究める」と書く)深く追究して物事の本質や真相をつかむ。今昔物語集11「三密の法を―・めて衆生を導くべし」。「蘊奥うんのうを―・める」
④定める。きめる。狂言、鬮罪人「これに―・めましよ」
広辞苑 ページ 5368。