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くぐり‐ど【潜り戸】🔗🔉

くぐり‐ど潜り戸】 くぐって出入りするように作った小さい戸。また、その出入口。 ⇒くぐり【潜り】

くぐり‐ぬ・ける【潜り抜ける】🔗🔉

くぐり‐ぬ・ける潜り抜ける】 〔自下一〕 ①くぐって通り抜ける。 ②危険や困難な事態をうまく処理して生き延びる。「幾多の修羅場を―・ける」

くくり‐ばかま【括袴】🔗🔉

くくり‐ばかま括袴】 裾口をすぼめるために厚く綿を入れ、紐で括るようにした袴。地質は麻布・繻子しゅす・緞子どんすなど。 ⇒くくり【括り】

くくり‐ひも【括り紐】🔗🔉

くくり‐ひも括り紐】 物をくくるのに用いる紐。 ⇒くくり【括り】

くくり‐まくら【括り枕】🔗🔉

くくり‐まくら括り枕】 中に綿または蕎麦そばがら・茶がらなどを入れ、両端をくくってこしらえた枕。好色一代男8「草の戸の中に置火燵を仕懸け、―もありて」 ⇒くくり【括り】

くくり‐め【括り目】🔗🔉

くくり‐め括り目】 くくった所。また、その痕。 ⇒くくり【括り】

くくり‐もの【括り物】🔗🔉

くくり‐もの括り物】 括り染めにしたもの。枕草子159「巻染め・むら濃・―など染めたる」 ⇒くくり【括り】

くぐり‐もん【潜り門】🔗🔉

くぐり‐もん潜り門】 くぐって出入りするように作った小門。くぐり。 ⇒くぐり【潜り】

くく・る【括る】🔗🔉

くく・る括る】 〔他五〕 ①ばらばらなものを一つにたばねる。しめて結ぶ。しばりつける。万葉集13「玉こそば緒の絶えぬれば―・りつつまたも合ふといへ」。平家物語4「その頸をば唱取つて泣く泣く石に―・り合はせ、敵の中を紛れ出でて、宇治川の深き所に沈めけり」。「糸を―・る」「荷物を縄で―・る」 ②絞り染めにする。古今和歌集六帖1「木の葉皆唐紅に―・るとて霜の跡にも置きまさるかな」 ③首をしめて死ぬ。日葡辞書「クビヲククル」 ④束縛する。浄瑠璃、心中天の網島「小春に沙汰なし、耳へ入れば夜明けまで―・られる」 ⑤まとめる。総括する。「今月の収支を―・る」「括弧で―・る」「高を―・る」 ⑥絵の主要部分の縁などを、少し濃い色で線を加え、また隈どる。

広辞苑 ページ 5550