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くさなぎ‐えんせき【日柳燕石】🔗⭐🔉
くさなぎ‐えんせき【日柳燕石】
幕末の志士・侠客。名は政章。通称、加島屋長次郎。讃岐の人。詩文に長じ、のち博徒の長となる。長州・土佐の志士を助けて高松藩に幽閉される。戊辰戦争に従軍、越後で陣没。(1817〜1868)
⇒くさなぎ【日柳】
くさなぎ‐の‐つるぎ【草薙剣】🔗⭐🔉
くさなぎ‐の‐つるぎ【草薙剣】
三種の神器の一つ。記紀で、素戔嗚尊すさのおのみことが退治した八岐大蛇やまたのおろちの尾から出たと伝える剣。日本武尊やまとたけるのみことが東征の折、これで草を薙ぎ払ったところからの名とされるが、クサは臭、ナギは蛇の意で、原義は蛇の剣の意か。のち、熱田神宮に祀られたが、平氏滅亡に際し海に没したとされる。天叢雲剣あまのむらくものつるぎ。
くさ‐ね【草根】🔗⭐🔉
くさ‐ね【草根】
(ネは接尾語)単に、草の意。万葉集14「赤見山―刈り除そけ」
くさ‐ねむ【草合歓】🔗⭐🔉
くさ‐ねむ【草合歓】
マメ科の一年草。高さ数十センチメートル。葉はネムの葉に似て小形。夏から秋に、葉腋から花軸を出し、黄色の小花は花後、莢さやとなる。
くさ‐ねんぐ【草年貢】🔗⭐🔉
くさ‐ねんぐ【草年貢】
(→)野年貢のねんぐに同じ。
くさの【草野】🔗⭐🔉
くさの【草野】
姓氏の一つ。
⇒くさの‐しんぺい【草野心平】
くさ‐の‐あるじ【草の主】🔗⭐🔉
くさ‐の‐あるじ【草の主】
菊の異称。堀河百首秋「菊の花うべこそ―なりけれ」
くさ‐の‐いおり【草の庵】‥イホリ🔗⭐🔉
くさ‐の‐いおり【草の庵】‥イホリ
草ぶきの粗末な家。そうあん。草のいお。伊勢物語「わが袖は―にあらねども」
くさ‐の‐おう【草の王・草黄】‥ワウ🔗⭐🔉
くさ‐の‐おう【草の王・草黄】‥ワウ
ケシ科の越年草。山地の林下に生じ、茎は高さ30〜50センチメートル、黄褐色の汁を含む。葉の裏面は白っぽい。春に黄色4弁の美花を開き、蒴果さくかを結ぶ。汁は有毒だが麻酔・鎮静の作用がある。生薬名は白屈菜。〈日葡辞書〉
くさのおう
クサノオウ
撮影:関戸 勇


くさ‐の‐かげ【草の陰】🔗⭐🔉
くさ‐の‐かげ【草の陰】
①草の生い茂ったかげ。草陰。
②あの世。墓の下。草葉の陰。平家物語3「―にてもなごり惜しうや思はれけむ」
広辞苑 ページ 5568。