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くずれ‐お・ちる【崩れ落ちる】クヅレ‥🔗⭐🔉
くずれ‐お・ちる【崩れ落ちる】クヅレ‥
〔自上一〕[文]くづれお・つ(上二)
くずれて落ちる。崩壊する。後撰和歌集雑「山のかひより―・つる雪」
くずれ‐お・る【崩れ下る】クヅレ‥🔗⭐🔉
くずれ‐お・る【崩れ下る】クヅレ‥
〔自上二〕
ころげおりる。ずりおりる。源平盛衰記20「膝の上より―・りて」
くずれ‐かか・る【崩れ掛かる】クヅレ‥🔗⭐🔉
くずれ‐かか・る【崩れ掛かる】クヅレ‥
〔自五〕
①くずれ始める。くずれようとする。
②くずれて他の物の上にかかる。
くずれ‐ぎわ【崩れ際】クヅレギハ🔗⭐🔉
くずれ‐ぎわ【崩れ際】クヅレギハ
①くずれようとするまぎわ。くずれかかる時。
②(→)「くずれぐち」に同じ。
⇒くずれ【崩れ】
くずれ‐ぐち【崩れ口】クヅレ‥🔗⭐🔉
くずれ‐ぐち【崩れ口】クヅレ‥
くずれている箇所の端。くずれぎわ。
⇒くずれ【崩れ】
くずれ‐やな【崩れ簗】クヅレ‥🔗⭐🔉
くずれ‐やな【崩れ簗】クヅレ‥
漁期がすぎて不要になったまま水流に遺棄されてこわれかけた簗。〈[季]秋〉
⇒くずれ【崩れ】
くず・れる【崩れる】クヅレル🔗⭐🔉
くず・れる【崩れる】クヅレル
〔自下一〕[文]くづ・る(下二)
①物がくだけこわれる。こわれ落ちる。源氏物語須磨「長雨に築土ついじ所々―・れて」。平家物語12「山―・れて河をうづみ」。「家が―・れる」
②整っていた状態が乱れる。枕草子56「足音どもして―・れ出づるを」。「足並が―・れる」「姿勢が―・れる」
③天候が悪くなる。「天気が―・れる」
④小銭にかえられる。「千円札が―・れない」
⑤(取引用語)相場が下落する。「相場は―・れ気味だ」
くす‐わかば【樟若葉】🔗⭐🔉
くす‐わかば【樟若葉】
クスノキの若葉。5月頃萌え出る、光沢のある美しさをめでていう。〈[季]夏〉
くすん🔗⭐🔉
くすん
鼻をかすかに鳴らす音。
くすん‐ごぶ【九寸五分】🔗⭐🔉
くすん‐ごぶ【九寸五分】
(長さによっていう)短刀。鎧通よろいとおし。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「三方引寄せ―押戴き」
くせ【曲】🔗⭐🔉
くせ【曲】
(「癖くせ」と同源)
①能の構成部分の一つ。曲舞くせまいの節を取り入れた長文の謡で、一曲の中心とされ、叙事的な内容が拍子に乗せて地謡によって謡われる。
②(名詞に冠して)曲がっている、正しくない、の意。「―者」「―事ごと」
広辞苑 ページ 5622。