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○口を噤むくちをつぐむ🔗🔉

○口を噤むくちをつぐむ 口を閉じてものを言わない。 ⇒くち【口】

○口を慎むくちをつつしむ🔗🔉

○口を慎むくちをつつしむ 余計なことを言わないようにする。「すこし口を慎みなさい」 ⇒くち【口】

○口を尖らせるくちをとがらせる🔗🔉

○口を尖らせるくちをとがらせる 唇を突き出して激しく言う。また、不満そうな顔をする。「ちょっとしたことに口を尖らす」 ⇒くち【口】

○口を閉ざすくちをとざす🔗🔉

○口を閉ざすくちをとざす 沈黙を守り、一切しゃべらない。「肝心な点については―」 ⇒くち【口】

○口を濁すくちをにごす🔗🔉

○口を濁すくちをにごす 答えたくない事について、あいまいに、ごまかして言う。言葉を濁す。 ⇒くち【口】

○口を拭うくちをぬぐう🔗🔉

○口を拭うくちをぬぐう (盗み食いをした後、口を拭って知らぬ顔をすることから)悪いことや、やましいことをしても、そしらぬ顔をする。また、知っていても、知らないふりをする。 ⇒くち【口】

○口を濡らすくちをぬらす🔗🔉

○口を濡らすくちをぬらす ①少し飲食する。浄瑠璃、長町女腹切「そんなら祝うて口濡らしていなしや」 ②ようやく暮しを立てる。 ⇒くち【口】

○口を糊するくちをのりする🔗🔉

○口を糊するくちをのりする やっと食べていく。やっと生計を立てる。 ⇒くち【口】

○口を挟むくちをはさむ🔗🔉

○口を挟むくちをはさむ 人が話している途中で、横合いから言葉を入れる。話に割り込む。 ⇒くち【口】

○口を引き垂るくちをひきたる🔗🔉

○口を引き垂るくちをひきたる 口を「へ」の字の形にする。枕草子143「口を引き垂れて、知らぬことよとて」 ⇒くち【口】

○口を開くくちをひらく🔗🔉

○口を開くくちをひらく しゃべり出す。話し出す。また、発言する。「口を開けば息子の自慢ばかりだ」 ⇒くち【口】

○口を封ずるくちをふうずる🔗🔉

○口を封ずるくちをふうずる 言われると困ることを、言わせないようにする。口をふさぐ。「脅迫して―」 ⇒くち【口】

○口を塞ぐくちをふさぐ🔗🔉

○口を塞ぐくちをふさぐ (→)「口を封ずる」に同じ。 ⇒くち【口】

○口を守る瓶の如くすくちをまもるかめのごとくす🔗🔉

○口を守る瓶の如くすくちをまもるかめのごとくす [癸辛雑識]瓶の水が一度こぼれれば、再びもと通りにはならないことから、言葉は慎むべきであるの意。また、秘密を守ること。 ⇒くち【口】

広辞苑 ページ 5677