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くにとも‐とうべえ【国友藤兵衛】‥ヱ🔗🔉

くにとも‐とうべえ国友藤兵衛‥ヱ 江戸後期の鉄砲鍛冶・発明家。近江の国友村の人。号は一貫斎。代々幕府の御用職。オランダ製空気銃を見て「気砲」を考案。また、天体望遠鏡を製作して太陽の黒点を観測。著「気砲記」など。(1778〜1840) ⇒くにとも【国友】

くに‐とり【国取り】🔗🔉

くに‐とり国取り】 ①国を領有すること。また、その人。国持ち。 ②遊戯の一つ。地面に輪をえがき、輪の中を鱗形に細分し、鱗形の中においたおはじきを隣の鱗形の中にはじき入れ、次々に自分の領土を広げてゆくもの。 ⇒くにとり‐だいみょう【国取大名】

くにとり‐だいみょう【国取大名】‥ミヤウ🔗🔉

くにとり‐だいみょう国取大名‥ミヤウ (→)国持くにもちに同じ。 ⇒くに‐とり【国取り】

くに‐な【国名】🔗🔉

くに‐な国名】 女官・僧侶などの呼び名に国名をつけたもの。和泉・伊勢の類。父・兄などの任国をつけることが多い。

くになかのむらじ‐きみまろ【国中連公麻呂】🔗🔉

くになかのむらじ‐きみまろ国中連公麻呂】 奈良時代を代表する仏師。百済から渡来した国骨富くにのこつふの孫。東大寺大仏の造像をなしとげ、造東大寺司の次官、従四位。技術者として最高位にのぼる。( 〜774)

くに‐なまり【国訛】🔗🔉

くに‐なまり国訛】 郷国のことばの訛。一地方特有の発音・アクセント・語法。薩摩訛・東北弁など。

くに‐ならび【国並び】🔗🔉

くに‐ならび国並び】 国続き。 ○苦になるくになる ある物事が負担に思われる。重荷に感じられる。「育児が―」 ⇒く【苦】 ○国に杖つくくににつえつく [礼記王制「五十にして家に杖つく。…七十にして国に杖つく。八十にして朝に杖つく」](70歳になると国中どこでも杖をつくことを許されたことから)70歳。杖国じょうこく⇒くに【国・邦】 ○国に二君なしくにににくんなし 一国の統治者は必ず一人でなければならない。 ⇒くに【国・邦】 ○国に盗人家に鼠くににぬすびといえにねずみ 物事には必ず有害なものが伴うことのたとえ。日本永代蔵1「用心し給へ―」 ⇒くに【国・邦】

広辞苑 ページ 5709