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あまり‐べ【余戸】🔗🔉

あまり‐べ余戸】 大化改新後の律令国家で50戸を「里」としたとき、それに満たなかった小集落。あまるべ。余目あまるめ。あまべ。地名の余戸よど・よごはこの転かという。 ⇒あまり【余り】

あまり‐もの【余り物】🔗🔉

あまり‐もの余り物】 残ったもの。不用なもの。 ⇒あまり【余り】

あまり‐もの【余り者】🔗🔉

あまり‐もの余り者】 手におえない人。御しがたい人。〈日葡辞書〉 ⇒あまり【余り】 ○余り物に福ありあまりものにふくあり 人の残したものや最後に残ったものに、かえっていいことがある。残り物には福がある。 ⇒あまり【余り】

あま‐りょう【雨竜・螭竜】🔗🔉

あま‐りょう雨竜・螭竜】 想像上の動物。竜の一種。トカゲに似て大きく、角なく尾は細く、青黄色をなすといわれる。

アマリリス【amaryllis】🔗🔉

アマリリスamaryllis】 ①熱帯アメリカ産のヒガンバナ科ヒペアストラム属の数種をもとに交雑した園芸品種の総称。一種は嘉永(1848〜1854)年間に渡来、ジャガタラ水仙と呼ばれた。多くの品種がある。形状は2に似るが、花は弁質厚く、白・桃・鮭肉・赤色など。普通、温室で栽培。暖地の戸外では夏咲き。 アマリリス 提供:OPO ②ヒガンバナ科の多年草で、1属(その学名)1種。南アフリカ原産。長大な広線形の葉を叢生。40〜50センチメートルの太い花茎の頂部に散形花序をつける。6弁の大輪で緋色または紅色。ホンアマリリス。

あま・る【余る】🔗🔉

あま・る余る】 〔自五〕 ①必要量や容量などを越える。多すぎて残る。余勢が残る。また、割り切れずに残る。古今和歌集「在原業平は、其の心―・りて、詞足らず」。保元物語「冑の星を射けづりて―・る矢」。日葡辞書「アクギャクミニアマル」。「会費が―・る」「人手が―・る」「10を3で割って1が―・る」 ②目安や区切りを越える。それ以上である。宇津保物語吹上上「髪丈に―・り色白くて」。竹取物語「翁、年七十に―・りぬ」。「身の丈六尺に―・る」 ③可能性を越える。能力以上である。伊勢物語「田舎人の歌にては―・れりや、足らずや」。愚管抄6「手に―・りたる事かな」。「目に―・る行状」「言葉に―・る」 ④分際を越える。分不相応である。源氏物語若菜上「おもだたしきことをも身に―・りて並びなく思ひ侍り」。「身に―・る光栄」

広辞苑 ページ 590