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くろ‐かび【黒黴】🔗🔉

くろ‐かび黒黴】 胞子が黒色を呈する糸状菌類の総称、また俗称。

くろ‐がまえ【黒構え】‥ガマヘ🔗🔉

くろ‐がまえ黒構え‥ガマヘ 中世、土居を高くして、外部から見えないようにした城構え。↔透構すきがまえ

くろ‐かみ【黒髪】🔗🔉

くろ‐かみ黒髪】 黒くつやのある頭髪。「緑の―」 ⇒くろかみ‐の【黒髪の】 ⇒くろかみ‐やま【黒髪山】

くろかみ【黒髪】🔗🔉

くろかみ黒髪】 ①長唄。めりやす物。初世桜田治助作詞。初世杵屋佐吉作曲(一説に初世湖出こいで市十郎と合作)。1784年(天明4)初演の歌舞伎「大商蛭子島おおあきないひるがこじま」で、伊東祐親すけちかの娘辰姫の髪梳きの場面に用いられた。 ②地歌。端歌物はうたもの。初世湖出市十郎作曲。1との先後関係は不明。

くろかみ‐の【黒髪の】🔗🔉

くろかみ‐の黒髪の】 〔枕〕 「みだれ」「とけ」などにかかる。千載和歌集「長からむ心も知らず―乱れて今朝はものをこそ思へ」 ⇒くろ‐かみ【黒髪】

くろかみ‐やま【黒髪山】🔗🔉

くろかみ‐やま黒髪山】 奈良山の一部。また、日光の男体山。 ⇒くろ‐かみ【黒髪】

くろ‐がも【黒鴨】🔗🔉

くろ‐がも黒鴨】 ①カモの一種。雄は全体黒色で、上嘴基部の隆起は黄色。シベリアなどで繁殖、冬は日本・中国などに渡る。主に海上にすむ。 クロガモ 撮影:小宮輝之 ②カルガモの別称。 ③黒鴨出立ちの下男や供男のこと。誹風柳多留9「―を初めて連れて気の高さ」 ⇒くろがも‐いでたち【黒鴨出立ち】 ⇒くろがも‐じたて【黒鴨仕立て】

くろがも‐いでたち【黒鴨出立ち】🔗🔉

くろがも‐いでたち黒鴨出立ち】 上着・股引など黒や紺の無地のものを着用した、下男・供男などの服装。 ⇒くろ‐がも【黒鴨】

くろがも‐じたて【黒鴨仕立て】🔗🔉

くろがも‐じたて黒鴨仕立て(→)「黒鴨出立ち」に同じ。金々先生栄花夢「―の草履取」 ⇒くろ‐がも【黒鴨】

広辞苑 ページ 5921