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ぐんない‐おり【郡内織】🔗🔉

ぐんない‐おり郡内織】 海気かいきの一種。山梨県郡内地方から織り出す絹織物。経緯たてよことも練絹を用い、滑らかで光沢がある。寛文(1661〜1673)頃から産出。郡内。→海気⇒ぐんない【郡内】

ぐんない‐じま【郡内縞】🔗🔉

ぐんない‐じま郡内縞】 縞の郡内織。夜具や羽織の裏地として用いられた。 ⇒ぐんない【郡内】

ぐんない‐そうどう【郡内騒動】‥サウ‥🔗🔉

ぐんない‐そうどう郡内騒動‥サウ‥ 江戸後期の百姓一揆。1836年(天保7)米価騰貴により困窮した郡内の農民が豪商宅を打ち壊したのが発端。国中くになか(甲府盆地)地方の貧農・無宿も一揆に参加し、甲斐一国に広がったが、高島・高遠藩兵によって鎮圧。甲州騒動。 ⇒ぐんない【郡内】

ぐんなり🔗🔉

ぐんなり ①力のぬけたさま。 ②勢いの衰えたさま。

くん‐にく【燻肉】🔗🔉

くん‐にく燻肉】 いぶした肉。燻製した肉。

ぐんにゃり🔗🔉

ぐんにゃり グニャリの撥音化。浄瑠璃、博多小女郎波枕「――俄かに顔色茹菜のやうに」

くん‐のう【君王】‥ワウ🔗🔉

くん‐のう君王‥ワウ 君主。帝王。きみ。

ぐん‐ば【軍馬】🔗🔉

ぐん‐ば軍馬】 軍用に供する馬。乗馬・輓馬ばんば・駄馬などがある。桜井忠温、肉弾「戦場にて殊に哀れに目を惹くものは或は傷き或は斃たおれた―である」

ぐん‐ばい【軍配】🔗🔉

ぐん‐ばい軍配】 ①軍陣の配置・進退などの指揮。 ②指図。かけひき。 ③軍配団扇の略。 ⇒ぐんばい‐うちわ【軍配団扇】 ⇒ぐんばい‐しゃ【軍配者】 ⇒ぐんばい‐ひるがお【軍配昼顔】 ⇒軍配をあげる

ぐんばい‐うちわ【軍配団扇】‥ウチハ🔗🔉

ぐんばい‐うちわ軍配団扇‥ウチハ ①武将が軍陣で采配の代りに用いた具。鉄・革または網代あじろや紙でつくり、漆を塗る。形は瓢箪の縦断面に似、日・月・九曜星などを描く。陣扇じんせん。麾扇きせん。 軍配団扇 ②相撲の行司が力士の立合いや勝負の決定を指示するのに用いる具。形は武将の軍配に同じく、金泥で「天下太平国家安全」「一味清風」などと記し、長打紐ながうちひもをつける。 ③紋所の名。種類も多く、内藤氏・松平氏・奥平氏などの家紋。 ⇒ぐん‐ばい【軍配】

広辞苑 ページ 5996