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あめ‐の‐うお【鯇魚・江鮭・雨魚】‥ウヲ🔗🔉

あめ‐の‐うお鯇魚・江鮭・雨魚‥ウヲ ビワマス、またアマゴの別称。〈[季]秋〉。「瀬田降つて志賀の夕日や―」(蕪村)

あめの‐うみ【天の海】🔗🔉

あめの‐うみ天の海】 広い大空を海にたとえていう語。万葉集7「―に雲の波立ち」 ⇒あめ‐の【天の】

あめの‐おきて【天の掟】🔗🔉

あめの‐おきて天の掟】 天つ神の定めたきまり。宿命。また、天上の法則。宇津保物語俊蔭「―あらば国母・女御ともなれ」 ⇒あめ‐の【天の】

あめの‐おしで【天の印】🔗🔉

あめの‐おしで天の印】 (大空に押した印の意) ①月のこと。清輔集「ひさかたの―やこれならむ」 ②天の川のこと。散木奇歌集「たなばたは―の八重霧に道踏み迷へまたや帰ると」 ③天皇の印。御璽。 ⇒あめ‐の【天の】

あめの‐した【天の下】🔗🔉

あめの‐した天の下】 ①この国土。天下。全世界。 ②日本国中。万葉集2「わが大君の―申し給へば」 ③(「―の」の形で)天下に秀でている、天下に知れ渡っているの意。伊勢物語「―の色好みの歌にては」 ④国家。推古紀(岩崎本)平安中期点「国家アメノシタ永久とこめずらにして社稷くに危からず」 ⇒あめ‐の【天の】

あめのたながお‐じんじゃ【天手長男神社】‥ヲ‥🔗🔉

あめのたながお‐じんじゃ天手長男神社‥ヲ‥ 長崎県壱岐市郷ノ浦町にある元村社。祭神は天忍穂耳命あまのおしほみみのみこと・天手力男命あまのたぢからおのみことほか。壱岐国一の宮。

あめ‐の‐てかず【雨の手数】🔗🔉

あめ‐の‐てかず雨の手数】 (雨の「脚」に対して「手」といい、繁く降るのを「手数」という)雨のひどく降ること。為忠集「降りそむる―にあふ花の」

あめのひぼこ【天日槍・天之日矛】🔗🔉

あめのひぼこ天日槍・天之日矛】 記紀説話中に新羅しらぎの王子で、垂仁朝に日本に渡来し、兵庫県の出石いずしにとどまったという人。風土記説話では、国占拠の争いをする神。 ○雨の降る日は天気が悪いあめのふるひはてんきがわるい 当り前であること。「犬が西向きゃ尾は東」の類。 ⇒あめ【雨】

あめの‐みかど【天の御門】🔗🔉

あめの‐みかど天の御門】 朝廷、また天皇を尊んでいう語。万葉集20「かしこきや―を」 ⇒あめ‐の【天の】

広辞苑 ページ 612