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げんのう【玄応】‥オウ🔗🔉

げんのう玄応‥オウ 唐代の僧。玄奘げんじょうの経典漢訳に参加し、音韻学に精通。著「一切経音義」。生没年未詳。

げんのう【玄能】🔗🔉

げんのう玄能】 (玄翁和尚が殺生石を砕いたから名付けたといい、「玄翁」とも書く)大型の鉄鎚かなづち。頭の両端の尖らないもので、鑿のみの頭をたたいたり、石を割ったりするのに用いる。 玄能 提供:竹中大工道具館

げんのう【源翁・玄翁】‥ヲウ🔗🔉

げんのう源翁・玄翁‥ヲウ 南北朝時代の曹洞宗の僧。諱いみなは心昭。越後の人。5歳で出家して諸方を歴遊、会津に示現寺を開く。また下野しもつけ那須野の殺生石せっしょうせきを割って悪霊を除いたと伝える。(1329〜1400)→殺生石

げんのじ‐せん【元の字銭】🔗🔉

げんのじ‐せん元の字銭】 寛永通宝の一種。1741年(寛保1)から45年(延享2)まで大坂で鋳造した銅銭。背面の上部に「元」の字がある。元銭。

げん‐の‐しょうこ【現の証拠・験の証拠】🔗🔉

げん‐の‐しょうこ現の証拠・験の証拠】 (服用後ただちに薬効が現れるの意)フウロソウ科の多年草。原野に自生。茎は半ば地上を這う。長さは30〜80センチメートル。葉は掌状に分裂、葉面に暗紫の斑点がある。茎・葉共に細毛がある。夏、5弁で白または淡紅色の小花を開き、蒴果さくかを結ぶ。茎・葉は下痢止・健胃に有効。ミコシグサ。タチマチグサ。漢名、牛扁。〈[季]夏〉 げんのしょうこ

けん‐の‐ひ【剣の樋】🔗🔉

けん‐の‐ひ剣の樋】 刀の樋の剣形をしたもの。義経記5「太刀の…―かきて、地肌心も及ばざるを」

けん‐の‐み【玄の実】🔗🔉

けん‐の‐み玄の実】 〔植〕(→)ケンポナシの別称。狂言、筑紫の奥「これら皆柑類。…柘榴―櫟香椎柴の実」

げんのみ🔗🔉

げんのみ げんこつ。握りこぶし。浄瑠璃、新版歌祭文「真向―五文取げんことり

けん‐のん【険難・剣呑】🔗🔉

けん‐のん険難・剣呑】 (ケンナンの転という。「剣呑」は当て字)あやういこと。あやぶむこと。花暦八笑人「化の皮があらはれんと、しきりに―に思ひ」 ⇒けんのん‐しょう【険難性】

広辞苑 ページ 6421