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こい【請い・乞い】コヒ🔗⭐🔉
こい【請い・乞い】コヒ
こうこと。ねがうこと。たのみ。「―に応ずる」
こい【鯉】コヒ🔗⭐🔉
こい【鯉】コヒ
コイ科の淡水産の硬骨魚。側線鱗が36枚あるというので六六魚りくりくぎょとも呼ぶが、実際には31〜38枚ほどの変異が見られる。2対の口ひげがあり、急な流れのない泥底の川や池を好む。日本では食用・観賞用として珍重され、また立身出世の象徴とされる。変種に錦鯉やドイツから輸入した革鯉などがある。鯉魚。土佐日記「―はなくて、鮒ふなよりはじめて、川のも海のも」
コイ
提供:東京動物園協会
⇒鯉の滝登り

こ‐い【木居】‥ヰ🔗⭐🔉
こ‐い【木居】‥ヰ
鷹狩の鷹が木の枝にとまっていること。また、その木。後拾遺和歌集冬「とやがへるしらふの鷹の―をなみ雪げの空にあはせつるかな」
こ‐い【古意】🔗⭐🔉
こ‐い【古意】
①古い意義。昔の意味。
②昔をなつかしむ気持。
こ‐い【虎威】‥ヰ🔗⭐🔉
こ‐い【虎威】‥ヰ
虎が群獣を恐れさせる威力。
こ‐い【故意】🔗⭐🔉
こ‐い【故意】
①ことさらにたくらむこと。心あってすること。「―に行う」
②〔法〕自己の行為が一定の結果を生ずることを認識して或る行為をした場合の心理状態。犯意。↔過失
コイ【Khoi】🔗⭐🔉
コイ【Khoi】
(「本当の人」の意のコイコイに由来)アフリカ南部に住み、牛・羊の牧畜と採集狩猟を主な生業としていた諸民族の総称。19世紀以降キリスト教化し、農業などに従事。ホッテントットと呼ばれていたが、現在はコイ・コイコイの呼称が用いられる。→サン
こ・い【濃い】🔗⭐🔉
こ・い【濃い】
〔形〕[文]こ・し(ク)
①色が深い。古今和歌集物名「花の色はただひとさかり―・けれども」。「―・い緑色」
②染色(特に、紫・紅)の度合が強い。土佐日記「船には紅―・く良き衣着ず」。源氏物語空蝉「―・き綾の単襲ひとえがさねなめり」
③密度が高い。
㋐液体の濃度が高い。宇治拾遺物語3「見れば沈・丁子を―・く煎じて入れたり」。「茶を―・くいれる」
㋑(味・香・化粧などが)淡泊でない。濃厚である。後撰和歌集春「なほざりに折りつるものを梅の花―・き香にわれや衣染めてむ」。西大寺本最勝王経平安初期点「滋コキ味無けむ」。「吸物の味が―・い」「―・い化粧」
㋒(分布状態などが)密である。厚い。西大寺本最勝王経平安初期点「果実も並に滋コク繁くして」。「―・い眉」「霧が―・い」
㋓男女間の交情がこまやかである。つながりが密接である。傾城禁短気「よくよく分別して―・うならぬ中に見事な事をして、止めるが至極の要なり」。「―・い仲に水をさす」
④可能性・必然性などの程度が大である。「敗色が―・い」「疲労の色が―・い」「詐欺の疑いが―・い」
広辞苑 ページ 6472。