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あらし‐さんえもん【嵐三右衛門】‥ヱ‥🔗🔉

あらし‐さんえもん嵐三右衛門‥ヱ‥ 大坂の歌舞伎俳優。11代まで。初代は西崎氏。摂津西宮の人。延宝期の名優でやつし事と六方の名人。(1635〜1690) ⇒あらし【嵐】

あら‐しね【荒稲】🔗🔉

あら‐しね荒稲】 外皮を取り去っていない米。もみ。祝詞、広瀬大忌祭「和稲にきしね、―」↔和稲にきしね

あらし‐の【荒野】🔗🔉

あらし‐の荒野】 休耕中の焼畑。 ⇒あらし【荒し】

あらし‐の‐うえ【嵐の上】‥ウヘ🔗🔉

あらし‐の‐うえ嵐の上‥ウヘ 嵐の吹く上の方。新後撰和歌集「―に月ぞなりゆく」↔嵐の底。 ⇒あらし【嵐】

あらし‐の‐すえ【嵐の末】‥スヱ🔗🔉

あらし‐の‐すえ嵐の末‥スヱ 嵐の吹き進む前方。新後撰和歌集「―の木の葉なりけり」 ⇒あらし【嵐】

あらし‐の‐そこ【嵐の底】🔗🔉

あらし‐の‐そこ嵐の底】 嵐の吹く下の方。夫木和歌抄31「―にこよひだにねむ」↔嵐の上。 ⇒あらし【嵐】

あらし‐の‐とこ【嵐の床】🔗🔉

あらし‐の‐とこ嵐の床】 嵐の吹きこむ寝床。謡曲、菊慈童「松が根の―に仮寝して」 ⇒あらし【嵐】 ○嵐の前の静けさあらしのまえのしずけさ 変事の起こる前の、一時の無気味な静穏さのたとえ。 ⇒あらし【嵐】

あらし‐の‐まくら【嵐の枕】🔗🔉

あらし‐の‐まくら嵐の枕】 嵐の吹く中で寝ること。新後撰和歌集「―夢にわかれて」 ⇒あらし【嵐】

あらしま‐かぜ【暴風】🔗🔉

あらしま‐かぜ暴風】 暴風ぼうふう。疾風。あからしまかぜ。

あらし‐まど【嵐窓】🔗🔉

あらし‐まど嵐窓】 炭竈すみがまの後方の煙出し口。 ⇒あらし【嵐】

あら‐しめ【新注連・新標】🔗🔉

あら‐しめ新注連・新標】 新しいしめなわ。拾玉集2「―はへて種まきにけり」

あらし‐やま【嵐山】🔗🔉

あらし‐やま嵐山】 ①京都市西部にある山。桜・紅葉の名所。大堰おおい川に臨み、亀山・小倉山に対する。(歌枕) ②能。金春禅鳳作の神物。京都嵐山の桜の由来、吉野山の蔵王権現・木守の神・勝手の神の三神一体のことなどを脚色、世を祝福する。

広辞苑 ページ 659