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あらし【嵐】🔗🔉

あらし】 (「嵐」の字は、中国では、山に立ちこめるもや、または山のけはいの意) ①荒く激しく吹く風。もとは山間に吹く風をいうことが多く、のち一般に、暴風・烈風をいう。万葉集10「あしひきの山の―は吹かねども」。万葉集7「大海に―な吹きそ」。古今和歌集「吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を―といふらむ」 ②さらに広く、暴風雨。台風。「―が過ぎる」 ③(比喩的に)激しく平安を乱すもの。荒れ狂う現象。「紛争の―」「質問の―」 ④炭竈すみがまの通風口。 ⇒あらし‐ぐさ【嵐草】 ⇒あらし‐こ【嵐子】 ⇒あらし‐の‐うえ【嵐の上】 ⇒あらし‐の‐すえ【嵐の末】 ⇒あらし‐の‐そこ【嵐の底】 ⇒あらし‐の‐とこ【嵐の床】 ⇒あらし‐の‐まくら【嵐の枕】 ⇒あらし‐まど【嵐窓】 ⇒嵐の前の静けさ

広辞苑 ページ 657 での単語。