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アラビア‐いがく【アラビア医学】🔗⭐🔉
アラビア‐いがく【アラビア医学】
8〜13世紀にイスラム世界で行われた医学。5世紀にギリシア医学がペルシアに伝えられ、それを基礎にユダヤ・インド医学を加味して体系化したもの。すぐれた医学者が輩出し、イブン=シーナー(アヴィセンナ)はその一人で、その著「医学典範(カノン)」はヨーロッパ中世にガレノスと並ぶ古典として重視された。
⇒アラビア【Arabia・亜剌比亜・亜拉毘亜】
アラビア‐うま【アラビア馬】🔗⭐🔉
アラビア‐うま【アラビア馬】
アラビア原産の馬。東洋種の馬の代表で、温和・怜悧・強健・堅忍・軽捷、乗用馬として優良。毛色には葦毛が多い。天正(1573〜1592)年間日本に渡来。アラブ。
⇒アラビア【Arabia・亜剌比亜・亜拉毘亜】
アラビア‐かい【アラビア海】🔗⭐🔉
アラビア‐かい【アラビア海】
(Arabian Sea)インド洋北西部の付属海。インド半島とアラビア半島に挟まれる。
⇒アラビア【Arabia・亜剌比亜・亜拉毘亜】
アラビア‐きすうほう【アラビア記数法】‥ハフ🔗⭐🔉
アラビア‐きすうほう【アラビア記数法】‥ハフ
アラビア数字を用いた位取り原理に基づいて、任意の数を表す方法。インド記数法。インド‐アラビア記数法。アルゴリズム。
⇒アラビア【Arabia・亜剌比亜・亜拉毘亜】
アラビア‐ご【アラビア語】🔗⭐🔉
アラビア‐ご【アラビア語】
(Arabic)アラビア半島・イラク・シリア・北アフリカで用いられている言語。セム語派の南西セム語群に属する。正則語と通俗語とがあり、前者はコーランに基礎を置き、文語・公式語として用いられる。
⇒アラビア【Arabia・亜剌比亜・亜拉毘亜】
アラビア‐ゴム🔗⭐🔉
アラビア‐ゴム
(gum arabic)アカシア属植物の樹液を分泌させて固まらせたもの。多糖に属する。白色粉末。水によく溶けコロイド溶液を作る。糊・乳剤・錠剤結合剤などの製造用。
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アラビア‐ゴム‐の‐き【アラビアゴムの樹】🔗⭐🔉
アラビア‐ゴム‐の‐き【アラビアゴムの樹】
マメ科アカシア属の高木。北西アフリカ原産。葉は羽状複葉、茎に下向きのとげがある。花は白色で細かく、球形に集まって咲く。樹液からアラビア‐ゴムを製造。
⇒アラビア【Arabia・亜剌比亜・亜拉毘亜】
広辞苑 ページ 670。