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ごけ‐ぶた【後家蓋】🔗🔉

ごけ‐ぶた後家蓋】 身が損じて後に残った蓋。また、こわれた蓋の代りに他から借りてきた蓋。

ごけ‐ぶん【後家分】🔗🔉

ごけ‐ぶん後家分】 中世において、後家として受ける相応の手当のこと。

ごけ‐ぶん【御家分】🔗🔉

ごけ‐ぶん御家分】 家臣で、主家一門と同様の取扱いを受ける家柄。

こけ‐まくら【苔枕】🔗🔉

こけ‐まくら苔枕】 苔の生えた岩や木を枕とすること。山住みの人または遁世者などのわびしい寝床にいう。苔の枕。夫木和歌抄32「よひよひに片しく岩の―」

こ‐けみ【小検見】🔗🔉

こ‐けみ小検見】 江戸時代、検見法の一つ。手代その他下役人の行う検見。↔大検見

こけむし‐るい【苔虫類】🔗🔉

こけむし‐るい苔虫類】 コケムシ綱の外肛動物。かつては触手動物に分類されていた。小形だが、多くは群体をつくって海藻や石の表面に固着し、苔のように見える。体の前端に、口を囲んで触手冠(総担ふさかつぎ)があり、その周縁に多数の触手がある。消化管はU字状。大部分が海産。フサコケムシ・チゴケムシ・ハネコケムシなど。外肛類。

こけ‐むしろ【苔筵】🔗🔉

こけ‐むしろ苔筵】 ①苔の生えひろがったのをむしろに見立てていう語。こけのしとね。万葉集7「みよしのの青根が峰の―」 ②山住みの人のわびしい寝床。式子内親王集「―いはねの枕馴れ行きて」

こけ‐む・す【苔むす】🔗🔉

こけ‐む・す苔むす】 〔自五〕 こけが生える。転じて、長い年月がたつ。古めかしくなる。「―・した石垣」

こげ‐め【焦げ目】🔗🔉

こげ‐め焦げ目】 焦げたあと。「グラタンに―を付ける」

こげ‐めし【焦げ飯】🔗🔉

こげ‐めし焦げ飯】 炊いた時に釜底に焦げついた飯。また、炊き損じた焦げくさい飯。おこげ。 ○虚仮も一心こけもいっしん 愚者も一心に仕事をすれば、すぐれた事ができる。 ⇒こ‐け【虚仮】

こけ‐もも【苔桃】🔗🔉

こけ‐もも苔桃】 ツツジ科の常緑小低木。北半球の高山および極地周辺に広く分布。高さ約10センチメートル。しばしば地面に這う。葉は倒卵形で厚く、光沢がある。初夏、帯紅白色の小花をつけ、後、紅色の液果を結ぶ。果実は甘酸味があって食用、また、果実酒をつくる。フレップ。〈[季]秋〉。「苔桃の花」は〈[季]夏〉。

広辞苑 ページ 7032