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ここの‐そじ【九十】‥ソヂ🔗🔉

ここの‐そじ九十‥ソヂ くじゅう。きゅうじゅう。特に、年齢にいう。玉葉集「君が代を―まで三津の浜風」

ここの‐つ【九つ】🔗🔉

ここの‐つ九つ】 ①数の名。く。きゅう。 ②9歳。 ③昔の時刻の呼び方。子の刻、すなわちおよそ今の午前零時頃、および午うまの刻、すなわちおよそ今の午後零時頃。ここのつどき。→時とき⇒ここのつ‐じぶん【九つ時分】

ここのつ‐じぶん【九つ時分】🔗🔉

ここのつ‐じぶん九つ時分】 ①九つ時の時分。 ②(比喩的に)まっただなか。最中。甲陽軍鑑18「分別だてをする者は無分別の―」 ⇒ここの‐つ【九つ】

ここ‐ば【幾許】🔗🔉

ここ‐ば幾許】 〔副〕 こんなに多く。こんなに甚だしく。ここだ。万葉集14「心にのりて―かなしけ」 ○此処ばかりに日は照らぬここばかりにひはてらぬ この場所にだけよいことがあるわけではない。世間いたる所に生活の道はある。浄瑠璃、釈迦如来誕生会「後生を知らぬ邪見の家、ここばかりには日が照るか、世界に主には事欠かぬ」 ⇒こ‐こ【此処・此所・此・是・玆・斯】

ここば‐く【幾許く】🔗🔉

ここば‐く幾許く】 〔副〕 (→)「ここば」に同じ。

ごご‐はちはち【五五八八】🔗🔉

ごご‐はちはち五五八八】 陰陽家おんようけの説で、月の上旬3、4、5の3日間は昼の五つ時(午前8時ごろ)・夜の五つ時(午後8時ごろ)・夜の八つ時(午前2時ごろ)・昼の八つ時(午後2時ごろ)を知死期ちしごとするところから、人の死ぬ時刻を示した語。浄瑠璃、心中宵庚申「胸はわけなき―知死期近づくばかりなり」

ご‐ごひゃくさい【後五百歳】🔗🔉

ご‐ごひゃくさい後五百歳】 〔仏〕(→)後五百年に同じ。

ご‐ごひゃくねん【五五百年】🔗🔉

ご‐ごひゃくねん五五百年】 〔仏〕[大集経月蔵分]仏滅後2500年間を仏法の盛衰によって五分した名称。第1の500年を解脱堅固、第2の500年を禅定ぜんじょう堅固、第3の500年を多聞たもん堅固、第4の500年を塔寺堅固、第5の500年を闘諍とうじょう堅固といい、第1・第2を正法、第3・第4を像法、第5以後を末法(後五百年)という。

広辞苑 ページ 7050