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ごじゅう‐そうたい【五重相対】‥ヂユウサウ‥🔗⭐🔉
ごじゅう‐そうたい【五重相対】‥ヂユウサウ‥
日蓮の主張した教判の一つ。五重の相違で、内外ないげ・大小・権実ごんじつ・本迹ほんじゃく(以上では前者が優れる)・教観(後者が優れる)をいう。
⇒ご‐じゅう【五重】
ごじゅう‐そうでん【五重相伝】‥ヂユウサウ‥🔗⭐🔉
ごじゅう‐そうでん【五重相伝】‥ヂユウサウ‥
浄土宗における宗義の秘奥を伝える儀式。五重とは機・法・解・証・信の大綱で、往生記・末代念仏授手印・領解末代念仏授手印鈔・決答授手印疑問鈔・凝思十念の五書を、師が口ずから伝える。1393年(明徳4)聖冏しょうげいに始まる。
⇒ご‐じゅう【五重】
ごじゅう‐てんでん【五十展転】‥ジフ‥🔗⭐🔉
ごじゅう‐てんでん【五十展転】‥ジフ‥
〔仏〕(人から人へと説き伝え、50人目にいたっても同じ功徳があるということから)法華経の功徳をいう語。謡曲、頼政「―の功力くりきだに成仏まさに疑ひなし」
こ‐じゅうと【小舅・小姑】‥ジウト🔗⭐🔉
こ‐じゅうと【小舅・小姑】‥ジウト
(「小姑」は正しくはコジュウトメ)配偶者の兄弟姉妹。ふつう婚家における場合をいう。〈倭名類聚鈔2〉
⇒小姑一人は鬼千匹に向かう
○小姑一人は鬼千匹に向かうこじゅうとひとりはおにせんびきにむかう
嫁にとって一人の小姑に向かうのは鬼千匹に向かうほど厄介なものである。小姑が嫁をいじめて悩ますことの甚だしいたとえ。
⇒こ‐じゅうと【小舅・小姑】
こ‐じゅうとめ【小姑】‥ジウトメ🔗⭐🔉
こ‐じゅうとめ【小姑】‥ジウトメ
配偶者の姉妹。こじゅうと。〈倭名類聚鈔2〉
ごじゅうに‐い【五十二位】‥ジフ‥ヰ🔗⭐🔉
ごじゅうに‐い【五十二位】‥ジフ‥ヰ
〔仏〕天台教学にいう菩薩の階位。十信・十住・十行・十回向・十地・等覚・妙覚の五十二の修行の位。十信から十回向までは凡夫の位で、十地以降が聖者の位。「菩薩瓔珞ようらく本業経」の四十二位に十信を加えたものという。
広辞苑 ページ 7147。