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こぞ‐くさ【去年草】🔗🔉

こぞ‐くさ去年草】 (二年草であるからいう)麦の異称。和訓栞「―は麦をいふといへり」

ご‐そくさい【御息災】🔗🔉

ご‐そくさい御息災】 ①息災の尊敬語。 ②のんきで、物事に無頓着なこと。

ごそく‐もじ【御息文字】🔗🔉

ごそく‐もじ御息文字】 「御息災」の文字詞。浮世草子、御前義経記「ずゐぶんずゐぶん―にて御暮し」

こそぐ・る【擽る】🔗🔉

こそぐ・る擽る】 〔他五〕 (古くは清音)皮膚を刺激して、くすぐったい感覚を起こさせる。くすぐる。

ご‐そくろう【御足労】‥ラウ🔗🔉

ご‐そくろう御足労‥ラウ 相手が来ること、行くことを敬っていう語。「―をわずらわす」

こそげ‐おと・す【刮げ落とす】🔗🔉

こそげ‐おと・す刮げ落とす】 〔他五〕 へばりついているものを、へらなどでけずって落とす。「鍋底の汚れを―・す」

こそげ‐ぞり【刮げ剃り】🔗🔉

こそげ‐ぞり刮げ剃り】 こそげるように剃ること。浄瑠璃、嫗山姥こもちやまうば「小額眉際中剃逆剃―、お顔はたつた一剃刀に」

こそ・げる【刮げる】🔗🔉

こそ・げる刮げる】 〔他下一〕[文]こそ・ぐ(下二) (古くは清音)こすりけずる。そぎへずる。宇治拾遺物語3「銅あかがね、薬に―・げて」

こそ‐こそ🔗🔉

こそ‐こそ ①知られては困ることを気づかれないように行うさま。愚管抄7「にくみもするすぢの―とうせぬる上は」。夏目漱石、行人「影で狐鼠々々こそこそ何か遣られるのを忌む」 ②気づかないほどしずかな音のするさま。今昔物語集27「此の板―として入ぬ」 ③くすぐるさま。狂言、子盗人「ちとすかしませう、―、―」 ⇒こそこそ‐さんり【こそこそ三里】 ⇒こそこそ‐ちぎり【こそこそ契り】 ⇒こそこそ‐どろぼう【こそこそ泥棒】 ⇒こそこそ‐ばなし【こそこそ話】 ⇒こそこそ‐やど【こそこそ宿】

ごそ‐ごそ🔗🔉

ごそ‐ごそ 材質の粗いものが触れあって発する音。また、そのような音を立てて行動するさま。日葡辞書「ナワ(縄)ヲシゴシャクゴソゴソトナウテ」。夏目漱石、門「―下駄を探してゐる所へ」

広辞苑 ページ 7205