複数辞典一括検索+

こと‐あたらし・い【事新しい】🔗🔉

こと‐あたらし・い事新しい】 〔形〕[文]ことあたら・し(シク) 様子が改まっている。ことさらめいている。わざとらしい。謡曲、花筐「―・しき問ひごとかな」

こと‐あまつかみ【別天神】🔗🔉

こと‐あまつかみ別天神】 古事記で、天地開闢かいびゃくの初めに出現したとされる神。天之御中主神あまのみなかぬしのかみ・高御産巣日神たかみむすひのかみ・神産巣日神かみむすひのかみ・宇摩志阿斯訶備比古遅神うましあしかびひこじのかみ・天之常立神あまのとこたちのかみの称。

こと‐あやまり【言誤り】🔗🔉

こと‐あやまり言誤り】 言いあやまり。言いそこない。源氏物語夕顔「―しつべきも言ひ紛らはして」

こと‐あやまり【事誤り】🔗🔉

こと‐あやまり事誤り】 事のまちがい。事のゆきちがい。過失。源氏物語梅枝「花の香をえならぬ袖にうつしても―と妹やとがめむ」

ことあり‐がお【事有り顔】‥ガホ🔗🔉

ことあり‐がお事有り顔‥ガホ 子細ありげなかおつき。わけのありそうな様子。源氏物語若紫「夜深う出で給ふも―なりや」 ○事ある時は仏の足を戴くことあるときはほとけのあしをいただく 急難のある場合には、平素不信心な者も、仏の足下にひれ伏して救済を得ようと願う。苦しい時の神だのみ。 ⇒こと【事】

こと‐あれ‐かし【事有れかし】🔗🔉

こと‐あれ‐かし事有れかし】 何か事件が起これ、の意で、好奇心などから事を期待するさま。

こと‐あわせ【言合せ】‥アハセ🔗🔉

こと‐あわせ言合せ‥アハセ ことばの調子。語調。永久百首「―よく口走るなり」

ことい【特牛】コトヒ🔗🔉

ことい特牛コトヒ (コト(殊)オヒ(負)の約かという)「こといのうし」「こというし」の略。夫木和歌抄33「やまと―のかけずまひする」 ⇒ことい‐うし【特牛】 ⇒こというし‐の【特牛の】 ⇒ことい‐の‐うし【特牛】

ことい‐うし【特牛】コトヒ‥🔗🔉

ことい‐うし特牛コトヒ‥ ⇒こといのうし。日本永代蔵2「―程なる黒犬」 ⇒ことい【特牛】

こというし‐の【特牛の】コトヒ‥🔗🔉

こというし‐の特牛のコトヒ‥ 〔枕〕 (特牛が租米を負うて屯倉みやけに運んだことから)「みやけ(三宅)」にかかる。 ⇒ことい【特牛】

広辞苑 ページ 7283