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こと‐ぶき【寿】🔗⭐🔉
こと‐ぶき【寿】
①言葉で祝うこと。また、その言葉。ことほぎ。ほぎごと。源氏物語初音「いとしたたかなる自らの祝事どもかな…われ―せむと打ち笑ひ給へる」
②命の長いこと。長命。寿命。賀茂保憲女集「―を保てるさまども」
③めでたいこと。いわい。祝言。また、その儀式。
⇒ことぶき‐きょうげん【寿狂言】
⇒ことぶき‐ぐさ【寿草】
⇒ことぶき‐たいしゃ【寿退社】
ことぶき‐きょうげん【寿狂言】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
ことぶき‐きょうげん【寿狂言】‥キヤウ‥
吉例の歌舞伎狂言。江戸三座でおのおの創立当時に上演して好評を得た当り狂言をその後も記念劇として祝賀上演するもの。
⇒こと‐ぶき【寿】
ことぶき‐ぐさ【寿草】🔗⭐🔉
ことぶき‐ぐさ【寿草】
福寿草ふくじゅそうの異称。
⇒こと‐ぶき【寿】
ことぶきくらべ【寿競】🔗⭐🔉
ことぶきくらべ【寿競】
山田流箏曲。内容は浦島太郎の竜宮行と長寿。2世山木検校(1800〜1854)作曲。
ことぶき‐たいしゃ【寿退社】🔗⭐🔉
ことぶき‐たいしゃ【寿退社】
主に女性が、結婚を機に退社すること。
⇒こと‐ぶき【寿】
こと‐ぶ・く【寿く】🔗⭐🔉
こと‐ぶ・く【寿く】
〔他四〕
(コトホグの転)
①ことばで祝う。浄瑠璃、国性爺合戦「国安全と―・くも大日本の君が代の」
②祝言する。結婚する。武道伝来記「向後御本妻を―・き給ふことは御とどまり遊ばすかといへば」
こと‐ふ・る【事旧る・言旧る】🔗⭐🔉
こと‐ふ・る【事旧る・言旧る】
〔自上二〕
ふるめかしくなる。言い古される。徒然草「いひつづくれば、みな源氏物語・枕草子などに―・りにたれど」
こと‐ふれ【事触れ・言触れ】🔗⭐🔉
こと‐ふれ【事触れ・言触れ】
①事を世間に言いふらしてあるくこと。また、その人。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「国中に沙汰をした―は」
②「鹿島かしまの事触」のこと。
ごと‐べい【五斗米】🔗⭐🔉
ごと‐べい【五斗米】
5斗(今の約5升)の米。わずかの俸禄。
⇒ごとべい‐どう【五斗米道】
⇒五斗米のために腰を折る
広辞苑 ページ 7321。