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○事を構えることをかまえる🔗⭐🔉
○事を構えることをかまえる
好んで事件を起こそうという態度をとる。物事を荒立てようとする。「ことさら―つもりはない」
⇒こと【事】
○事を好むことをこのむ🔗⭐🔉
○事を好むことをこのむ
①何か事件の起こることを望む。事を荒立てたがる。求めて争おうとする。
②風変りなことをしたがる。源氏物語夕顔「女なんわかく事をこのみて」
⇒こと【事】
○後度を突くごどをつく🔗⭐🔉
○後度を突くごどをつく
念のため問いただす。確かめる。浄瑠璃、傾城反魂香「其の女房は何者と後度をつかるる」
⇒ご‐ど【後度・後途】
○事を分けることをわける🔗⭐🔉
○事を分けることをわける
説明のために筋道を立てる。「事を分けて説明する」
⇒こと【事】
ことん
物が落ちたり、または堅い物が触れて出たりする小さい音。「水車が―、―と回る」
コドン【codon】
〔生〕遺伝暗号の単位。メッセンジャーRNAを構成する4種の塩基のうち3個ずつ配列して1単位となったもの。1個のコドンが1個のアミノ酸に翻訳され、蛋白質が合成される。塩基の配列には4の3乗、すなわち64通りある。うち61個のコドンが20種類のアミノ酸を指定し、残り3個が読み取りの終止を指示する。→遺伝暗号(表)
こ‐とんび【小鳶】
手近のものを盗んでゆくもの。こどろぼう。
こな【粉】
砕けてこまかくなったもの。粉末。こ。特に、小麦粉を指すことがある。
⇒粉をかける
こ‐な【子な】
(上代東国方言)(→)「子ら」に同じ。男から女を親しんでいう語。万葉集20「吾わぬ取りつきて言ひし―はも」
こ‐な【小名】
村または町を小分けした名。小字こあざ。↔大名おおな
こ‐な【小菜】
(コは接頭語)菜を親しんでいう語。堀河百首春「しづのめが垣根の―を摘まぬ日ぞなき」
こ‐な【此な】
〔連体〕
(「ここな」の転)ここにいる。ここなる。この。浄瑠璃、義経千本桜「―男何をいふ」
ご‐ない【五内】
心・肝・腎・肺・脾の五臓。今昔物語集28「六根―の」
ご‐ないぎ【御内儀】
内儀の尊敬語。
ご‐ないしつ【御内室】
貴人の妻の尊敬語。のち、一般に他人の妻を敬っていう。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「其元様が矢流の―でござりまするか」
ご‐ないしょ【御内書】
室町〜江戸時代、将軍が発給した書状に近い形式の文書。次第に公的意味を強めた。→御教書みぎょうしょ
ご‐ないしょう【御内証】
他人の妻の尊敬語。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「―へもよろしく頼み存ずる」→内証
こないだ【此間】コナヒダ
(コノアイダの約)
①近頃。この頃。浮世風呂前「―すきとお出でがない」
②先日。さき頃。「―の会で会った」
ご‐ないほう【御内方】‥ハウ
内方の尊敬語。奥方。御内室。
こな‐おしろい【粉白粉】
粉の状態をした白粉。→水白粉→練白粉
こ‐なか【子中・子仲】
子供のできた夫婦なか。
⇒子中をなす
こな‐が【小菜蛾】
スガ科のガ。幼虫はアブラナ科の野菜の葉を食害。開張約1.2〜1.5センチメートル。年間十数世代で、暖地では通年発生。全世界に広く分布。
こ‐ながえ【小轅】
鴟尾とびのおの別称。
こな‐かき【餗・糝】
①米の粉をかきまぜて煮立てた羹あつもの。〈倭名類聚鈔16〉
②雑炊ぞうすい。〈下学集〉
こ‐なかぐろ【小中黒】
矢羽の一種。白地中央の黒斑くろふの小さいもの。→大中黒
こな‐かね【熟金】
精錬した金属。孝徳紀「練金こなかね」↔粗金あらがね
こなかむら【小中村】
姓氏の一つ。
⇒こなかむら‐きよのり【小中村清矩】
こなかむら‐きよのり【小中村清矩】
国学者。陽春廬やすむろと号。江戸生れ。東大教授。「古事類苑」の編纂に参与。著「官制沿革略史」「歌舞音楽略史」など。(1821〜1895)
⇒こなかむら【小中村】
こ‐なから【小半・二合半】
(「こ」「なから」とも半分の意)
①半分の半分。四半分。
②米または酒の1升の四半分、すなわち2合5勺の称。
⇒こなから‐いり【小半入】
⇒こなから‐ざけ【小半酒】
こなから‐いり【小半入】
2合5勺を入れること。また、その容器。
⇒こ‐なから【小半・二合半】
こなから‐ざけ【小半酒】
2合5勺の酒。また、少量の酒。好色一代男3「―に両隣をかたぶけ」
⇒こ‐なから【小半・二合半】
広辞苑 ページ 7333。