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こなし🔗🔉

こなし 白こしあんに小麦粉・米粉・砂糖などを混ぜて蒸したもの。上生菓子用の生地とする。

こなし【熟し】🔗🔉

こなし熟し】 ①こなすこと。消化。「腹―」 ②自分の思うままにうまく取り扱うこと。浄瑠璃、雪女五枚羽子板「ござんす詞の酒の―」。「着―」「頭ごなし」 ③立ち居ふるまい。特に、歌舞伎で、役者の演ずる身ぶり。しぐさ。「身の―」 ④ひどくやっつけること。けなすこと。 ⇒こなし‐き‐や【熟し木屋】 ⇒こなし‐べや【熟し部屋】

こ‐なし【小梨】🔗🔉

こ‐なし小梨】 〔植〕ズミの別称。

こなし‐き‐や【熟し木屋】🔗🔉

こなし‐き‐や熟し木屋】 製材小屋。木屋。 ⇒こなし【熟し】

こなし‐べや【熟し部屋】🔗🔉

こなし‐べや熟し部屋】 穀物を調製する作業場。こなし屋。 ⇒こなし【熟し】

こな・す【熟す】🔗🔉

こな・す熟す】 〔他五〕 ①砕いてこまかにする。土などを砕いてやわらかにする。欽明紀「椎子しいを採拾ひろひて―・し喫まむと」。日葡辞書「ツチヲコナス」 ②食物を消化する。 ③思うままに扱う。自由に扱う。好色一代女1「まだしき素人帥しろとすいは恐れて―・す事ならず」。「楽器なら何でも―・す」 ④動詞に付いて、その動作を要領よくうまくする意を添える。浄瑠璃、伊賀越道中双六「たしなむ大太刀差し―・す」。「機械を使い―・す」 ⑤思うままに処分する。征服する。四河入海「大敵の西夏を―・さんと」 ⑥仕事をすませる。処理する。「一日で―・す」 ⑦見くだす。軽蔑する。梅暦「あんまり―・した仕打だから」

こ‐なすび【小茄子】🔗🔉

こ‐なすび小茄子】 ①サクラソウ科の多年草。山野や路傍の雑草。高さは5〜20センチメートル。多少地に平臥する。初夏、葉腋に黄色の五弁花をつけ、直径1センチメートル弱のナスの形に似た球形果を結ぶ。 こなすび ②茶道で用いる小型の茄子の茶入れ。〈日葡辞書〉

こな‐ずみ【粉炭】🔗🔉

こな‐ずみ粉炭】 くだけて細かくなった炭。

こな‐せっけん【粉石鹸】‥セキ‥🔗🔉

こな‐せっけん粉石鹸‥セキ‥ ソーダ石鹸の粉末に炭酸ナトリウムなどを混和した石鹸。

広辞苑 ページ 7336