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ざえ‐なのり【才名乗り】🔗⭐🔉
ざえ‐なのり【才名乗り】
神楽で、人長にんじょうの問いに対して才の男おのこが自分の得意の才芸を名乗り出る、滑稽な問答。宇津保物語嵯峨院「いとになく遊び給ふ。かくて、みな、―などす」
さえ‐にサヘ‥🔗⭐🔉
さえ‐にサヘ‥
(助詞サエに助詞ニの付いたもの)…までも。万葉集12「白
しろたえの君が下紐われ―今日結びてな逢はむ日のため」
しろたえの君が下紐われ―今日結びてな逢はむ日のため」
さえ‐にん【支人】サヘ‥🔗⭐🔉
さえ‐にん【支人】サヘ‥
仲裁する人。さえびと。裁人さいにん。
ざえ‐の‐おのこ【才の男】‥ヲノコ🔗⭐🔉
ざえ‐の‐おのこ【才の男】‥ヲノコ
神楽で滑稽な演技をする役。ざえ。枕草子142「―召して声ひきたる人長にんじょうの心地よげさこそいみじけれ」
ざえ‐の‐おぼえ【才の覚え】🔗⭐🔉
ざえ‐の‐おぼえ【才の覚え】
学芸の心得。さいかく。
さえ‐の‐かみ【障の神・塞の神・道祖神】サヘ‥🔗⭐🔉
さえ‐の‐かみ【障の神・塞の神・道祖神】サヘ‥
(伊弉諾尊いざなぎのみことが伊弉冉尊いざなみのみことを黄泉よみの国に訪ね、逃げ戻った時、追いかけてきた黄泉醜女よもつしこめをさえぎり止めるために投げた杖から成り出た神)邪霊の侵入を防ぐ神。行路の安全を守る神。村境などに置かれ、近世にはその形から良縁・出産・夫婦円満の神ともなった。みちのかみ。道祖神どうそじん。さいのかみ。今昔物語集13「すべて人無し。只―の形を造りたる有り」
⇒さえのかみ‐ば【道祖神場】
さえのかみ‐ば【道祖神場】サヘ‥🔗⭐🔉
さえのかみ‐ば【道祖神場】サヘ‥
「どんど場」参照。
⇒さえ‐の‐かみ【障の神・塞の神・道祖神】
さえ‐まさ・る【冴え勝る】🔗⭐🔉
さえ‐まさ・る【冴え勝る】
〔自四〕
①寒さがいっそうひどくなる。古今和歌集恋「笹の葉におく霜よりも独り寝るわが衣手ぞ―・りける」
②いっそう澄んでくる。千載和歌集秋「月の光の―・るかな」
広辞苑 ページ 7771。