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さえもん‐の‐じん【左衛門の陣】‥ヱ‥ヂン🔗🔉

さえもん‐の‐じん左衛門の陣‥ヱ‥ヂン 建春門にあった左衛門府の詰所。また、建春門の称。→内裏(図)⇒さ‐えもん【左衛門】

さえもん‐ふ【左衛門府】‥ヱ‥🔗🔉

さえもん‐ふ左衛門府‥ヱ‥ 「衛門府」参照。 ⇒さ‐えもん【左衛門】

さえ‐ゆ・く【冴え行く】🔗🔉

さえ‐ゆ・く冴え行く】 〔自五〕 ①だんだん冷えて行く。金葉和歌集「衣手の―・くままに」 ②光や音などがだんだんに澄んで行く。長秋詠藻「衣打つ響きは月の何なれや―・くままに澄みのぼるらむ」

さ・える【冴える・冱える】🔗🔉

さ・える冴える・冱える】 〔自下一〕[文]さ・ゆ(下二) ①冷える。源氏物語総角「霜―・ゆる汀の千鳥」 ②光・音・色などが澄む。〈[季]冬〉。千載和歌集「五月雨の雲のたえまに月―・えて」。「―・えた音色」 ③頭や目の働きが鋭くなる。また、腕前などがあざやかである。「目が―・える」「―・えた弁舌」 ④(多く「―・えない」の形で)きわだったところがなく物足りない。「―・えない男」

さ・える【障える・支える】サヘル🔗🔉

さ・える障える・支えるサヘル 〔他下一〕[文]さ・ふ(下二) ①塞き止める。さえぎる。万葉集11「はしきやし誰が―・ふれかもたまほこの道見忘れて君が来まさぬ」 ②(多く「気に―・える」の形で)気にさわる。感情を害する。

さえ‐わた・る【冴え渡る】🔗🔉

さえ‐わた・る冴え渡る】 〔自五〕 ①一面に冷え冷えとする。万葉集13「立ち待つにわが衣手に置く霜も氷に―・り降る雪も凍り渡りぬ」 ②光や音などがくまなく澄む。澄みわたる。詞花和歌集「雲の上は月こそさやに―・れ」。「三味線の音が―・る」 ③頭の働きや腕前などがあざやかである。「料理の包丁が―・る」

さ‐えん【茶園】‥ヱン🔗🔉

さ‐えん茶園‥ヱン 茶ばたけ。ちゃえん。

さ‐えん【差延】🔗🔉

さ‐えん差延】 (différance フランス)デリダの用語。「差異」と「遅延」を意味する語を組み合わせた造語で、差異を産み出す働きを表す。存在者の現前には常に他者との空間的差異(間)と自己自身との時間的差異(遅延)があり、実体的同一性は差延の一効果にすぎないとする。

広辞苑 ページ 7772