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さき‐なます【裂き膾】🔗🔉

さき‐なます裂き膾】 刃物を用いないで指で裂いて調理した鰯いわしの膾。〈[季]秋〉

さきな・む【嘖む】🔗🔉

さきな・む嘖む】 〔他四〕 「さいなむ」の古形。〈類聚名義抄〉

さき‐に【先荷】🔗🔉

さき‐に先荷】 主人より先に、供の者が持って先方に運ぶ荷。誹風柳多留2「女房は―がつくと明けたがり」

さき‐に【先に・曩に】🔗🔉

さき‐に先に・曩に】 〔副〕 以前に。まえに。かつて。「―述べたように」

さき‐にお・う【咲き匂う】‥ニホフ🔗🔉

さき‐にお・う咲き匂う‥ニホフ 〔自五〕 (「におう」は色が美しく映える意)花が色鮮やかに咲く。みごとに咲く。万葉集20「池水に影さへ見えて―・ふ」。「菊が―・う」

さき‐に‐から【先にから】🔗🔉

さき‐に‐から先にから】 以前から。まえから。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「平兵衛にあひたいと―待つて」 ○先に立つさきにたつ ①先頭に立って進む。率先する。「先に立って働く」 ②まっさきに起こる。「悲しみよりも怒りが―」 ③まず最初に必要になる。「何事にも金が―」 ⇒さき【先・前】

さき‐ねり【先練り】🔗🔉

さき‐ねり先練り】 生糸を糸の段階で、灰汁あくや炭酸ソーダなどを加えた湯で煮て、生糸の外部を被っている膠質物セリシンを取り除くこと。

さき‐の‐おや【先祖】🔗🔉

さき‐の‐おや先祖⇒さきつおや

さき‐のこ・す【咲き残す】🔗🔉

さき‐のこ・す咲き残す】 〔他四〕 他の花が散ったあとまで咲いているようにする。新拾遺和歌集「―・す絶え間もあらば山桜重ねてかかれ峰の白雲」

さき‐のこ・る【咲き残る】🔗🔉

さき‐のこ・る咲き残る】 〔自五〕 ①他の花が散ったあとまで咲いている。 ②他の花が咲いたあとまで咲かずに残る。おくれて咲く。

さき‐の‐たび【先の度】🔗🔉

さき‐の‐たび先の度】 さきごろ。前回。せんど。源氏物語橋姫「―の霧にまどはされ侍りし明ぼのに」

さき‐のち【先後】🔗🔉

さき‐のち先後】 前と後。或いは先になり或いは後れること。あとさき。撰集抄「月を眺むる友、―に零落し」

広辞苑 ページ 7829