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さくら‐かざし【桜挿頭】🔗🔉

さくら‐かざし桜挿頭】 桜花を頭上にかざすこと。また、そのもの。 ⇒さくら【桜】

さくら‐がさね【桜襲】🔗🔉

さくら‐がさね桜襲】 襲かさねの色目。各説あり、「雁衣抄」によれば、表は白、裏は花色。 ⇒さくら【桜】

さくら‐がしわ【桜膳】‥ガシハ🔗🔉

さくら‐がしわ桜膳‥ガシハ 桜花を散らしかけた三方さんぼうに食器を置く膳立て。 ⇒さくら【桜】

さくら‐がみ【桜紙】🔗🔉

さくら‐がみ桜紙】 ①反古ほご紙を漉きかえした、小判の薄い和紙。鼻紙などに用いる。 ②桜の樹皮で製した和紙。秋田県角館かくのだて付近で産した。 ⇒さくら【桜】

さくら‐がゆ【桜粥】🔗🔉

さくら‐がゆ桜粥】 小豆あずき粥の異称。 ⇒さくら【桜】

さくら‐がり【桜狩】🔗🔉

さくら‐がり桜狩】 桜花をたずねあるいて観賞すること。もと、観桜しながら行なった鷹狩の称。〈[季]春〉。拾遺和歌集「―雨は降りきぬ」。(曲名別項) ⇒さくら【桜】

さくらがり【桜狩】🔗🔉

さくらがり桜狩】 ①山田流箏曲。山田検校作曲。歌詞は越前家の息女の作といい、桜の花を求めて都を出てから夕暮れまでの情景を描く。 ②長唄。10代杵屋六左衛門(または2世芳村孝次郎)作曲。隅田川・吉原の桜気分を扱う。

さくらがわ【桜川】‥ガハ🔗🔉

さくらがわ桜川‥ガハ ①茨城県中部、栃木県境にある市。桜川の上・中流域に位置し、サクラの名所として知られる。南部の真壁町はもと城下町。人口4万8千。 ②能。世阿弥作の狂女物。日向の少年桜子は貧窮のため人買いに身を売る。その母は物狂いとなるが、常陸の桜川で子にめぐりあう。 ③地歌・箏曲。京風手事物。光崎検校作曲。2の詞章を借り、桜川の美しさをたたえる。

さくらがわ【桜川】‥ガハ🔗🔉

さくらがわ桜川‥ガハ 戯作者桜川慈悲成の系統をひいた江戸吉原幇間ほうかんの一派。甚好・新孝・善孝など。 ⇒さくらがわ‐じひなり【桜川慈悲成】

広辞苑 ページ 7864