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ささめごと【さゝめごと】🔗🔉

ささめごとさゝめごと】 連歌論書。心敬著。2巻。1463年(寛正4)成立。和歌連歌一体・文芸仏教一如観に立って連歌の道を説く。 →文献資料[さゝめごと]

ささめ‐ゆき【細雪】🔗🔉

ささめ‐ゆき細雪】 こまかに降る雪。また、まばらに降る雪。〈[季]冬〉

ささめゆき【細雪】🔗🔉

ささめゆき細雪】 小説。谷崎潤一郎作。1946〜48年刊。第二次大戦中に起稿、官憲の干渉で中絶し、戦後に完成。大阪船場生れの美しい四人姉妹の生活と運命とを描く。伝統的な日本美を現代に生かした風俗絵巻で、作者の文学観を具体化した代表作。 →文献資料[細雪]

ささ‐も【笹藻】🔗🔉

ささ‐も笹藻】 〔植〕ヤナギモの別称。

ささ‐もち【笹餅】🔗🔉

ささ‐もち笹餅】 ①糝粉しんこで笹の葉の形につくった餅。花餅。 ②笹の葉で包んだ餅。

ささ‐や【笹屋】🔗🔉

ささ‐や笹屋】 笹葺きの小屋。夫木和歌抄30「ひなの―に幾夜とまりぬ」

ささ‐やか【細やか】🔗🔉

ささ‐やか細やか】 ①小さくこまかいさま。さざやか。宇津保物語楼上上「小さき人々―なる碁盤に碁打ちゐたり」。 ②小規模なさま。こぢんまりしたさま。「―な祝宴」「―に暮らす」 ③わずか。形ばかり。「―な贈り物」

ささ‐やか・す🔗🔉

ささ‐やか・す 〔他四〕 静かにゆり動かす。

ささ‐やき【囁き・私語】🔗🔉

ささ‐やき囁き・私語】 ささやくこと。「風の―」「―ごと」 ⇒囁き千里 ○囁き千里ささやきせんり 内証話がすぐに遠くに聞こえること。秘密が漏れやすいこと。「ささやき八丁」「こそこそ三里」とも。 ⇒ささ‐やき【囁き・私語】

ささ‐や・く【囁く・私語く】🔗🔉

ささ‐や・く囁く・私語く】 〔自五〕 声をひそめて話す。ささめく。また、ひそひそと噂をする。竹取物語「なほ物おぼす事あるべしと―・けど」。「辞任が―・かれる」

広辞苑 ページ 7906