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さし‐か・ける【指し掛ける】🔗🔉

さし‐か・ける指し掛ける】 〔他下一〕[文]さしか・く(下二) 将棋を途中までさして、いったん休止する。

さし‐か・ける【差し掛ける】🔗🔉

さし‐か・ける差し掛ける】 〔他下一〕[文]さしか・く(下二) ①盃をさし向ける。蜻蛉日記「土器かわらけ―・けられ」 ②かさなどを上からかざす。狂言、末広がり「内へ入つて―・けい」 ③寄りかからせる。

さじ‐かげん【匙加減】🔗🔉

さじ‐かげん匙加減】 ①薬を調合するさいの加減。 ②状況に応じた手加減の加え方。手ごころ。

さし‐がさ【差し傘】🔗🔉

さし‐がさ差し傘】 かぶり笠に対して、手でさすからかさ。さしからかさ。

さし‐かざ・す【差し翳す】🔗🔉

さし‐かざ・す差し翳す】 〔他五〕 ①「かざす」を強めていう語。 ②手にもってふりあげる。「太刀を真向うに―・す」

さし‐かた【差し肩】🔗🔉

さし‐かた差し肩】 高く張って水平になった肩。いかり肩。今昔物語集24「丈高くて―にて見苦しかりけるを」↔撫肩なでがた

さし‐がた【矩形】🔗🔉

さし‐がた矩形】 長方形。くけい。

さし‐がたな【差し刀】🔗🔉

さし‐がたな差し刀】 腰に差している刀。

さし‐かた・める【差し固める・鎖し固める】🔗🔉

さし‐かた・める差し固める・鎖し固める】 〔他下一〕[文]さしかた・む(下二) ①門・戸などを堅くとざす。固く警戒する。源氏物語横笛「こはなど、かく―・めたる」 ②厳重に身ごしらえをする。平治物語「腹巻に小具足―・めて」

さし‐がね【差し金】🔗🔉

さし‐がね差し金】 ①(「指矩」とも書く)(→)「まがりがね(曲尺)」に同じ。 ②文楽の人形の左手に取り付けられ、手首や指を動かす棒と紐ひもの仕掛け。 ③歌舞伎の小道具。蝶・鳥などを操る黒塗りの細い竹ざお。 ④転じて、陰で人をそそのかしあやつること。「局長の―で動く」 ⑤⇒さしきん

さし‐かまい【差し構い】‥カマヒ🔗🔉

さし‐かまい差し構い‥カマヒ (多く「―ない」の形で用いる)不都合だとしてさしとめたり、咎めたりすること。

さし‐かま・う【差し構ふ】‥カマフ🔗🔉

さし‐かま・う差し構ふ‥カマフ [一]〔他下二〕 待ちかまえる。準備する。日葡辞書「サシカマエタルニンジュ(人数)」 [二]〔他四〕 おさえとどめる。異議を申し立てる。浄瑠璃、曾我会稽山「畏つてお請け申すところ、榛谷の四郎―・ひ」

広辞苑 ページ 7919