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さし‐がめ【刺椿象・刺亀虫】🔗🔉

さし‐がめ刺椿象・刺亀虫】 カメムシ目サシガメ科の昆虫の総称。触角が細長く、口吻は短くて湾曲する。世界中で6000種以上、日本に約70種。多くはほかの昆虫を捕らえて吸血するが、人を刺す衛生害虫もある。

さし‐かもい【差鴨居】‥ヰ🔗🔉

さし‐かもい差鴨居‥ヰ 柱に枘差ほぞざしでつないだ、普通より高い鴨居。さしもの。→四方差しほうざし(図)

さし‐からかさ【差し傘】🔗🔉

さし‐からかさ差し傘(→)「さしがさ」に同じ。

さし‐かり【指狩】🔗🔉

さし‐かり指狩】 僧侶の着用した、指貫さしぬきに似た袴。

さし‐かわ・す【差し交わす】‥カハス🔗🔉

さし‐かわ・す差し交わす‥カハス 〔他五〕 交差させる。互いにさし合う。「木々が枝を―・す」「盃を―・す」

さし‐き【挿し木】🔗🔉

さし‐き挿し木】 植物の無性繁殖法の一つ。果樹・花木などの枝を切りとり、下端を地中に挿入し、不定根を発生させて新株をつくる。〈[季]春〉 ⇒さしき‐つぎ【挿し木接ぎ】

さし‐ぎ【差し木】🔗🔉

さし‐ぎ差し木】 戸などをさし固めるための木。

さ‐じき【桟敷】🔗🔉

さ‐じき桟敷】 ①祭の行列などを見物するために高く構えた床。さんじき。宇津保物語藤原君「加茂川のほとりに―打ちて」 ②劇場・相撲場などで、板を敷いて土間どまより高く構えた見物席。江戸時代、芝居小屋では土間の左右に上下2段の桟敷席を構えた。 ⇒さじき‐あぶり【桟敷焙り】 ⇒さじき‐どの【桟敷殿】 ⇒さじき‐や【桟敷屋】

ざ‐しき【座敷】🔗🔉

ざ‐しき座敷】 (昔の屋内は板張りで、茵しとね・円座などを敷いてすわったから、座を敷くという) ①すわるべき所。居場所。平家物語1「はるかにさがりたる所に―しつらうてをかれたり」 ②畳を敷きつめた部屋。特に、客間。「客を―に通す」 ③接客または酒宴の席。また、その取持ち。「―が長い」「―をつとめる」 ④(普通「お―」の形で)芸人・芸妓などが客に招かれること。「お―がかかる」 ⑤能楽で、見物席を指す古い用語。 ⇒ざしき‐あんどん【座敷行灯】 ⇒ざしき‐おどり【座敷踊】 ⇒ざしき‐ぎ【座敷着】 ⇒ざしき‐げい【座敷芸】 ⇒ざしき‐こじき【座敷乞食】 ⇒ざしき‐じょうるり【座敷浄瑠璃】 ⇒ざしき‐じょちゅう【座敷女中】 ⇒ざしき‐のう【座敷能】 ⇒ざしき‐のぼり【座敷幟】 ⇒ざしき‐もち【座敷持】 ⇒ざしき‐ろう【座敷牢】 ⇒ざしき‐わらし【座敷童】

広辞苑 ページ 7920