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さ‐てつ【砂鉄】🔗🔉

さ‐てつ砂鉄】 岩石中に存在する磁鉄鉱が、岩石の風化分解によって流され、河床または海岸・海底に堆積したもの。近代製鉄以前、たたら製鉄での重要な原料。チタンを含むことがある。しゃてつ。

さ‐てつ【蹉跌】🔗🔉

さ‐てつ蹉跌】 ①つまずくこと。 ②失敗すること。「―をきたす」

さて‐のみ🔗🔉

さて‐のみ それきり。そのまま。新古今和歌集「もらさばや思ふ心を―はえぞ山しろの井手のしがらみ」

さて‐は🔗🔉

さて‐は 〔接続〕 ①および。また。そうして。ついには。源氏物語玉鬘「弓矢持ちたる人二人、―しもなる者、童など」。「飲み、食い、打ち、―金を貸せという始末」 ②そうか、それでは。それなら。きっと。狂言、秀句大名「―さうか、恥かしや」。「―お前のしわざだな」

さて‐また【扨又】🔗🔉

さて‐また扨又】 〔接続〕 そうしてまた。

さて‐も【扨も】🔗🔉

さて‐も扨も】 [一]〔副〕 そういうことで。それでもやはり。そのままで。貫之集「憂けれども生けるは―あるものを死ぬるのみこそ悲しかりけれ」 [二]〔感〕 ほんとにまあ。なんとまあ。源氏物語若紫「―いと愛うつくしかりつるちごかな」。「―遠くまで来たものだ」 [三]〔接続〕 それにしても。それはそうと。ところで。大鏡「かへすがへす嬉しく対面たいめしたるかな。―いくつにかなり給ひぬる」 ⇒さても‐さても ⇒さても‐そののち【扨も其の後】

さても‐さても🔗🔉

さても‐さても 〔感〕 「さても」を重ねて、その意を強めた語。いやどうも。まったく。 ⇒さて‐も【扨も】

さても‐そののち【扨も其の後】🔗🔉

さても‐そののち扨も其の後】 かようにしてその後。古浄瑠璃などの書出しに多い。 ⇒さて‐も【扨も】

広辞苑 ページ 8004