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さと‐な・れる【里馴れる】🔗🔉

さと‐な・れる里馴れる】 〔自下一〕[文]さとな・る(下二) ①鳥獣などが人里に馴れる。拾遺和歌集雑春「あしびきの山ほととぎす―・れて」 ②遊里の風習になじむ。

さと‐ぬし【里主】🔗🔉

さと‐ぬし里主】 ①琉球王国で貴族の下の地位。多くは定年に達して采地を領すべきなのに、父が存命なので家領を相続しない者を指す。 ②琉球王近侍の若者。親方の次位で、筑登之ちくどのの上位。里之子さとのし

さと‐ぬち【里中】🔗🔉

さと‐ぬち里中】 (サトノウチの約)(→)「さとなか」に同じ。

さど‐の‐いん【佐渡院】‥ヰン🔗🔉

さど‐の‐いん佐渡院‥ヰン (承久の乱で佐渡に流されたからいう)順徳上皇の異称。

さと‐の‐こ【里の子】🔗🔉

さと‐の‐こ里の子】 ①村里に住んでいる子。 ②(→)里子さとごに同じ。

さと‐の‐し【里子・里之子】🔗🔉

さと‐の‐し里子・里之子(→)「さとぬし」2に同じ。椿説弓張月前編「すべて美童を―と称す」

さと‐の‐とね【里の刀祢】🔗🔉

さと‐の‐とね里の刀祢(→)「さとおさ」に同じ。大鏡道長「―、村の行事いできて」

ざと‐の‐ぼう【座頭の坊】‥バウ🔗🔉

ざと‐の‐ぼう座頭の坊‥バウ (→)座頭3に同じ。

さと‐はずれ【里外れ】‥ハヅレ🔗🔉

さと‐はずれ里外れ‥ハヅレ 人里をはずれること。また、人里を離れた所。

さと‐ばな【里端】🔗🔉

さと‐ばな里端】 人里の入口。狂言、鬼が宿「この原をつうつと通り過ぐると、―に酒屋が御座る」

さと‐ばな・る【里離る】🔗🔉

さと‐ばな・る里離る】 〔自下二〕 人里から離れる。源氏物語松風「ここにも、いと―・れて、わたらむことも難きを」

さと‐ばなれ【里離れ】🔗🔉

さと‐ばなれ里離れ】 人里を離れていること。また、その所。

さと‐ばやし【里林】🔗🔉

さと‐ばやし里林】 里近い林。為忠百首「桜咲くうしろの方の―」

さと‐ばら【里腹】🔗🔉

さと‐ばら里腹】 嫁に行った女が、実家に帰って思うぞんぶん食べること。 ⇒里腹三日 ○里腹三日さとばらみっか 里腹の後は、3日も空腹を感じないということ。 ⇒さと‐ばら【里腹】

さとび【俚び】🔗🔉

さとび俚び】 田舎めいていること。田舎風。↔雅みやび⇒さとび‐うた【俚歌】 ⇒さとび‐ごころ【俚意】 ⇒さとび‐ことば【俚言葉】

広辞苑 ページ 8016