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さね‐さ・ぬ【さ寝さ寝】🔗🔉

さね‐さ・ぬさ寝さ寝】 〔自下二〕 何度もたび重ねて寝る。万葉集14「―・ねてこそ言ことに出にしか」

さねたかこうき【実隆公記】🔗🔉

さねたかこうき実隆公記】 三条西実隆の日記。1474年(文明6)から1536年(天文5)まで63年間に及び、応仁の乱後の政治・社会・文化の貴重な史料。漢文。巻子106巻などの自筆本が現存。

さね‐つぎ【実接ぎ】🔗🔉

さね‐つぎ実接ぎ】 板の接合法の一種。板の側面に溝をうがち、他の板の側面につくった「さね」(細長い突起)をさしこんで接ぐこと。さねはぎ。

さ‐ねど【さ寝処】🔗🔉

さ‐ねどさ寝処】 (サは接頭語)寝る場所。万葉集14「妹ろを立てて―払ふも」

さ‐ねどこ【さ寝床】🔗🔉

さ‐ねどこさ寝床】 (サは接頭語)寝る床。神代紀「―もあたはぬかもよ」

さねとも‐き【実朝忌】🔗🔉

さねとも‐き実朝忌】 源実朝の忌日。陰暦1月27日。鎌倉の寿福寺に墓があり、毎年2月27日に修される。金槐忌きんかいき。鎌倉右大臣忌。〈[季]春〉

さねなが【真長】🔗🔉

さねなが真長】 鎌倉末期の備前長船おさふねの刀工。

さねなり【実成】🔗🔉

さねなり実成】 平安中期の刀工。備前長船おさふね鍛冶の祖と伝える。一条天皇に召されて子友成と共に御剣を打ったという。

さ‐ねは・う【さ根延ふ】‥ハフ🔗🔉

さ‐ねは・うさ根延ふ‥ハフ 〔自四〕 (サは接頭語)根を長く広げる。万葉集11「みなとに―・ふ小菅」

さね‐はぎ【実矧ぎ】🔗🔉

さね‐はぎ実矧ぎ(→)「さねつぎ(実接)」に同じ。

さね‐ばしら【実柱】🔗🔉

さね‐ばしら実柱】 土蔵の入口の外に扉を取りつけるための柱。ひじ柱。

さね‐ひじき【実肘木】‥ヒヂ‥🔗🔉

さね‐ひじき実肘木‥ヒヂ‥ 巻斗まきとの上にあって桁けたを直接に受ける肘木。 実肘木

さね‐ぶと【核太】🔗🔉

さね‐ぶと核太】 核太棗さねぶとなつめの略。 ⇒さねぶと‐なつめ【核太棗・酸棗】

さねぶと‐なつめ【核太棗・酸棗】🔗🔉

さねぶと‐なつめ核太棗・酸棗】 クロウメモドキ科の落葉高木で、栽培品種の原種。中国に野生。枝に長い刺とげがあり、葉は長卵形で、夏、淡黄緑色の小花をつける。大形の核果は酸味が強く食用にはならない。種子を乾かして健胃滋養薬とする。唐棗からなつめ。スキナツメ。酸棗さんそう⇒さね‐ぶと【核太】

広辞苑 ページ 8028