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さ寝】🔗🔉

さ寝】 (サヌの名詞形)ねること。共寝すること。万葉集14「―をさねてば」 さ‐ね (尊敬・親愛の助動詞スの未然形サに、相手にあつらえる意の終助詞ネの付いたもの)…なさいな。…してほしい。万葉集15「白たへの袖を振ら―」 ざ‐ね

実】🔗🔉

】 〔接尾〕 (「さね(核)」から) ①根本の物、原物の意を表す。古事記「生れし五柱の男子は物―我が物に因りて成れり」 ②まさしくそのものである意を表す。正身そうじみ。景行紀「日本武尊、主神かむざねの蛇に化れるを知らずして」 ③その中の主となるものを表す。伊勢物語「使―とある人なれば」 さね‐あし

札足】🔗🔉

札足】 札さねの下部。 さねあつ

実生い】‥オヒ🔗🔉

実生い‥オヒ 種子から生い出たもの。みしょう。 さね‐がしら

札頭】🔗🔉

札頭】 札さねの上部。 さね‐かずら

真葛】‥カヅラ🔗🔉

真葛‥カヅラ [一]〔名〕 マツブサ科の常緑蔓性低木。山地に自生、また観賞用にも栽植。葉は厚く光沢があり、長楕円形。初夏、葉腋に淡黄色の花を開く。秋、美しい紅色の実を多数球状につけ、漢方生薬五味子ごみしの代用とした。茎の粘液は製紙用または鬢付油の材料。ビナンカズラ。サナカズラ。〈[季]秋〉 サネカズラ(実) 撮影:関戸 勇 [二]〔枕〕 ⇒さなかずら さ‐ねかや

さ根萱】🔗🔉

さ根萱】 (サは接頭語)根のついている萱。万葉集14「岡に寄せわが刈る萱の―の」 さね‐さし 〔枕〕 「さがむ(相模)」にかかる。古事記「―相模の小野に」 さね‐さ・ぬ

広辞苑 ページ 8027