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さばき‐がみ【捌き髪】🔗🔉

さばき‐がみ捌き髪】 解きちらした髪。ちらしがみ。好色一代男5「―して片肌脱ぎ」 ⇒さばき【捌き・裁き】

さばき‐て【捌き手】🔗🔉

さばき‐て捌き手】 ①物事の理非を判決・裁断する人。裁き手。 ②心のさばけた人。 ⇒さばき【捌き・裁き】

さばき‐の‐にわ【裁きの庭】‥ニハ🔗🔉

さばき‐の‐にわ裁きの庭‥ニハ 法廷。 ⇒さばき【捌き・裁き】

さばき‐ふで【捌き筆】🔗🔉

さばき‐ふで捌き筆】 筆の製法で、穂をふのりで固めないで刷毛はけのようにさばいた筆。↔固め筆。 ⇒さばき【捌き・裁き】

さばき‐やく【捌き役】🔗🔉

さばき‐やく捌き役】 ①演劇で、敵役の非をあばき、事件を解決する役柄。 ②(→)「捌き手」1に同じ。 ⇒さばき【捌き・裁き】

さ‐ばく【佐幕】🔗🔉

さ‐ばく佐幕】 (「佐」は助ける意)幕末、尊王攘夷・討幕に反対して幕府の政策を是認し、これを助けたこと。「―派」

さ‐ばく【砂漠・沙漠】🔗🔉

さ‐ばく砂漠・沙漠】 乾燥気候のため、植物がほとんど生育せず、岩石や砂礫されきからなる荒野。ゴビ・サハラ・アラビアの砂漠の類。 ⇒さばく‐か【砂漠化】 ⇒さばくか‐たいしょ‐じょうやく【砂漠化対処条約】

さば・く【捌く】🔗🔉

さば・く捌く】 [一]〔他五〕 ①からまったりくっついたりしているものを、手で解き分ける。夫木和歌抄8「鵜飼舟交ちがふ手縄たなわを―・くとてともしぞかぬる夜よわの篝火」。日葡辞書「カミ(髪)ヲサバク」。「さがりを―・いて仕切る」 ②魚・鳥などを、切り開いて肉・骨などに分ける。 ③手にとって巧みに扱う。発心集「六つの刀なほとかく―・きやる様、凡夫のしわざとも覚えず」。「袱紗ふくさを―・く」 ④錯雑した物事をきちんと処理する。管理する。玉塵抄「国忠が貴妃の父に代つて万事を―・いたぞ」。浄瑠璃、生玉心中「何程の大世帯も―・きかねまい女房ぢや」。「仕事をてきぱきと―・く」 ⑤(「裁く」と書く)理非を裁断する。裁判する。見聞雑録「此の三人奉行故、―・く筈なれども」。「難事件を見事に―・く」「けんかを―・く」 ⑥商品を売りこなす。和英語林集成初版「ニ(荷)ヲサバク」。「在庫を―・く」 ⑦さっぱりと派手にふるまう。傾城禁短気「十文字かけた五百目包を解きそめ、板銀で―・き出す段からは」 ⑧ふるまう。おこなう。浄瑠璃、源氏冷泉節「佐殿の御名に疵はつけまじき。卑怯は―・くまいもの」 [二]〔自下二〕 ⇒さばける(下一)

広辞苑 ページ 8034