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さび‐つ・く【錆び付く】🔗🔉

さび‐つ・く錆び付く】 〔自五〕 ①金物がさびる。また、錆のために固着して離れなくなる。「―・いた刀」 ②比喩的に、思うように動かなくなる。「自慢の腕が―・く」

さび‐つけ【錆付け】🔗🔉

さび‐つけ錆付け】 蒔絵で、箆へら・刷毛はけを用いて錆漆を塗りつけ、肉を高くすること。

さび‐どめ【錆止め】🔗🔉

さび‐どめ錆止め】 金属の錆を防止すること。広義には、電気めっき法その他の金属被覆による防食法、金属体表面に化学変化を起こさせる方法、塗料被覆、硬質ゴム・コールタール・ピッチ・モルタル・琺瑯ほうろう・油脂などの非金属被覆による防食法を含み、一般には、一時的に防止する防錆ぼうせい油・気化性防錆剤などを用いる方法を指す。

さび‐ぬき【さび抜き】🔗🔉

さび‐ぬきさび抜き】 鮨すしに山葵わさびを入れないこと。また、そのような鮨。

さび‐ぬり【錆塗】🔗🔉

さび‐ぬり錆塗】 錆漆を塗ること。

さび‐ねず【錆鼠】🔗🔉

さび‐ねず錆鼠】 藍鼠あいねずみに白茶をかけた染色。 Munsell color system: 2.5B3.5/1.5

さび‐の【錆箆】🔗🔉

さび‐の錆箆(→)醂箆さわしのに同じ。

さ‐ひのくま【さ桧の隈】🔗🔉

さ‐ひのくまさ桧の隈】 (サは接頭語)奈良県高市郡明日香村桧前ひのくま。万葉集12「―桧の隈川に馬とどめ」

さび‐びょう【銹病】‥ビヤウ🔗🔉

さび‐びょう銹病‥ビヤウ 植物の病害。銹菌の寄生によって起こる病気の総称。葉や茎の感染部位に鉄銹の粉のような胞子を形成する。コムギの黒さび病、ナシの赤星病、ネギのさび病など。

さび‐もの【寂物】🔗🔉

さび‐もの寂物】 茶道で、新しい道具に対して古いさびのある道具をいう。わび道具。

さび‐や【錆矢】🔗🔉

さび‐や錆矢】 鏃やじりの錆びた矢。また、自分の矢の謙称。義経記8「さればとて―の一つも放つべきにても候はず」

さ‐びょう【詐病】‥ビヤウ🔗🔉

さ‐びょう詐病‥ビヤウ 病気でないのに、病気であるようにいつわること。仮病。

ざ‐ひょう【座標】‥ヘウ🔗🔉

ざ‐ひょう座標‥ヘウ 〔数〕(coordinates)平面上に原点を共有し、互いに直交する2本の数直線(ふつう縦横に画き、縦を軸、横を軸と呼ぶ)を定めれば、平面上の任意の点Pの位置はPからそれぞれの数直線への射影により与えられる。軸、軸への射影をそれぞれPの座標、座標といい、このように座標の設定された平面を平面という。また空間では、原点を共有する3本の直交する数直線を与えれば同様のことが成り立つ。一般に、幾何学の要素(点・線など)の位置を他の定まった基準要素(平面の場合の2直線)に関して一意的に決定する数値の組(平面の場合、2直線への射影)を、その要素の座標という。 ⇒ざひょう‐きかがく【座標幾何学】 ⇒ざひょう‐けい【座標系】 ⇒ざひょう‐じく【座標軸】 ⇒ざひょう‐へんかん【座標変換】

広辞苑 ページ 8043