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さん‐う【三有】🔗🔉

さん‐う三有】 〔仏〕 ⇒さんぬ

さん‐う【山雨】🔗🔉

さん‐う山雨】 山から降りくる雨。山中の雨。 ⇒山雨来らんと欲して風楼に満つ

ざん‐う【残雨】🔗🔉

ざん‐う残雨】 のこりの雨。雨のなごり。 ○山雨来らんと欲して風楼に満つさんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ [許渾、咸陽城東楼詩]山雨の来る前に、高楼へ風のさっと吹き来る意。転じて、事の起ころうとする前の何となく形勢のおだやかでないさまをいう。 ⇒さん‐う【山雨】

さん‐うつ【散鬱】🔗🔉

さん‐うつ散鬱】 気鬱をはらすこと。きばらし。きさんじ。

さん‐うん【桟雲】🔗🔉

さん‐うん桟雲】 ①雲に分け入るような高い山道。 ②桟道の辺にかかっている雲。

ざん‐うん【残雲】🔗🔉

ざん‐うん残雲】 残っている雲。

さん‐え【三会】‥ヱ🔗🔉

さん‐え三会‥ヱ (サンネとも)〔仏〕 ①仏が成道の後、衆生済度のために行うことになっている3度の大説法会。→竜華りゅうげ三会。 ②(三大会とも) ㋐南京なんきょう三会。興福寺の維摩会ゆいまえと薬師寺の最勝会と大極殿の御斎会ごさいえ。 ㋑北京ほっきょう三会。法勝寺の大乗会と円宗寺の法華会および最勝会。 ③禅寺で、鐘・鼓を36打つのを1会といい、3会は108打つことをいう。

さん‐え【三衣】🔗🔉

さん‐え三衣】 (サンネとも)〔仏〕僧尼の着る3種の衣、すなわち袈裟けさ。大衣の僧伽梨そうかりと七条の鬱多羅僧うったらそうと五条の安陀会あんだえ⇒さんえ‐いっぱつ【三衣一鉢】 ⇒さんえ‐ばこ【三衣匣】 ⇒さんえ‐ぶくろ【三衣袋】

さん‐え【三慧】‥ヱ🔗🔉

さん‐え三慧‥ヱ (サンネとも)〔仏〕修行の段階に従って分類した聞・思・修の三種の智慧。経典の教えを聞くことによって得られる聞慧と、真理を思惟することによって得られる思慧と、禅定を修することによって得られる修慧。

広辞苑 ページ 8145