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しお‐やき【塩焼】シホ‥🔗🔉

しお‐やき塩焼シホ‥ ①海水を煮て塩を製すること。また、それを業とする人。伊勢物語「蘆あしの屋のなだの―いとまなみ」 ②魚肉などに塩をふりかけて焼くこと。また、その焼いたもの。「鮎の―」 鮎の塩焼 撮影:関戸 勇 ⇒しおやき‐ぎぬ【塩焼衣】 ⇒しおやき‐ごろも【塩焼衣】

しおやき‐ごろも【塩焼衣】シホ‥🔗🔉

しおやき‐ごろも塩焼衣シホ‥ 塩を焼く人の着る粗末な着物。しおやきぎぬ。万葉集11「志賀のあまの―穢れぬれど」 ⇒しお‐やき【塩焼】

しお‐やけ【潮焼け・汐焼け】シホ‥🔗🔉

しお‐やけ潮焼け・汐焼けシホ‥ ①海上に立つ水蒸気が、太陽に映えて赤みを帯びること。 ②皮膚が潮風に吹かれ、日に照らされて赤黒くやけること。〈[季]夏〉

しおや‐けぶり【塩屋煙】シホ‥🔗🔉

しおや‐けぶり塩屋煙シホ‥ 塩屋で塩を焼く煙。 ⇒しお‐や【塩屋】

しおや‐とんぼ【塩屋蜻蛉】シホ‥🔗🔉

しおや‐とんぼ塩屋蜻蛉シホ‥ トンボ科の一種。シオカラトンボに似るが、やや小さく、雄の腹部は尾端近くまで白色、雌は麦藁むぎわら色。春早く出現。 シオヤトンボの交尾 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒しお‐や【塩屋】

しお‐ゆ【塩湯・潮湯】シホ‥🔗🔉

しお‐ゆ塩湯・潮湯シホ‥(→)「しおぶろ」に同じ。 ②塩分を含む温泉。塩類泉。夫木和歌抄26「わたつ海ははるけきものをいかにして有馬の山に―出づらむ」 ③白湯さゆに食塩を入れたもの。

しお‐ゆあみ【潮浴み】シホ‥🔗🔉

しお‐ゆあみ潮浴みシホ‥ (→)「しおとうじ」に同じ。後拾遺和歌集「明石といふ処に―に罷りて」

広辞苑 ページ 8426