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した‐たる・い【舌たるい】🔗🔉

した‐たる・い舌たるい】 〔形〕[文]したたる・し(ク) ①物の言い方がなまめき甘えたさまである。「したるし」「したったるい」とも。好色五人女1「―・き独言ひとりごといふこそおかしけれ」 ②しつこく好意を示すさまである。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「大抵―・いお人じやない」

し‐たつ【四達】🔗🔉

し‐たつ四達】 道路が四方に通ずること。四通。

し‐たつ【紫闥】🔗🔉

し‐たつ紫闥】 (「紫」は天帝の座、「闥」は門の内の意)禁門。禁中。

した・つ【滴つ】🔗🔉

した・つ滴つ】 〔他下二〕 したたらせる。そそぐ。太平記20「油を―・つるが如し」

し‐た・つ【仕立つ】🔗🔉

し‐た・つ仕立つ】 [一]〔他四〕 「したてる」に同じ。枕草子90「皆装束―・ちて」 [二]〔他下二〕 ⇒したてる(下一)

じ‐たつ【示達】🔗🔉

じ‐たつ示達】 上位者から下位者へ命令・通知を文書で示し達すること。官庁から国民へ文書で知らせること。また、その通知。

した‐つ‐いわね【下つ磐根】‥イハ‥🔗🔉

した‐つ‐いわね下つ磐根‥イハ‥ (→)「底つ磐根」に同じ。

した‐づかい【下使】‥ヅカヒ🔗🔉

した‐づかい下使‥ヅカヒ 雑用をすること。また、その人。浄瑠璃、孕常盤「検使には難波の二郎経遠、―の下部」

した‐づかさ【下司】🔗🔉

した‐づかさ下司】 ①地位の低い官吏。げし。げす。 ②部下の官吏。したやく。

した‐つき【舌つき】🔗🔉

した‐つき舌つき】 舌がもたついて、物言いのはっきりしないこと。したたらず。源氏物語槿「こわづかひの、さすがに―にて、うちざれむとはなほ思へり」

した‐づくえ【下机】🔗🔉

した‐づくえ下机】 机の下に更に据える机。源氏物語絵合「沈の箱に浅香せんこうの―」

した‐つ‐くに【下つ国】🔗🔉

した‐つ‐くに下つ国】 「よみのくに」に同じ。祝詞、鎮火祭「吾は―を知らさむ」→黄泉よみ

広辞苑 ページ 8734