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いえつき‐むすめ【家付き娘】イヘ‥🔗🔉

いえつき‐むすめ家付き娘イヘ‥ 生家にいて婿をとる娘。 ⇒いえ‐つき【家付き】

いえ‐づくり【家作り・家造り】イヘ‥🔗🔉

いえ‐づくり家作り・家造りイヘ‥ 家のつくり方。家の構え。やづくり。源氏物語蓬生「おもしろき―」

いえ‐づと【家苞・家裹】イヘ‥🔗🔉

いえ‐づと家苞・家裹イヘ‥ 家へ持ち帰るみやげ。万葉集3「包みていもが―にせむ」

いえ‐つ‐とり【家つ鳥】イヘ‥🔗🔉

いえ‐つ‐とり家つ鳥イヘ‥ [一]〔名〕 ニワトリのこと。 [二]〔枕〕 「かけ(鶏)」にかかる。万葉集13「野つ鳥雉きぎしはとよむ―鶏かけも鳴く」

いえ‐で【家出】イヘ‥🔗🔉

いえ‐で家出イヘ‥ ①家を出て他へ行くこと。外出。詞花和歌集「寂しさに―しぬべき山里を今宵の月に思ひとまりぬ」 ②ひそかに家をぬけ出ること。出奔。狂言、石神「わごりよに厭きはてて―をして」。「―娘」 ③僧になること。出家。万葉集13「世の中を倦しと思ひて―せし」

いえ‐とうじ【家刀自】イヘ‥🔗🔉

いえ‐とうじ家刀自イヘ‥ (近世、イエドウジと濁り、「家童子」とも書いた)一家の主婦。内儀。いえとじ。伊勢物語「―さかづきささせて」→とじ(刀自)

いえ‐どうじ【家童子】イヘ‥🔗🔉

いえ‐どうじ家童子イヘ‥ ⇒いえとうじ

いえ‐どころ【家所】イヘ‥🔗🔉

いえ‐どころ家所イヘ‥ すみか。住所。住居。万葉集9「浦島の子が―見ゆ」

いえ‐とじ【家刀自】イヘ‥🔗🔉

いえ‐とじ家刀自イヘ‥ ⇒いえとうじ

いえ‐ども【雖も】イヘドモ🔗🔉

いえ‐ども雖もイヘドモ (動詞イフの已然形に助詞ドモの付いた形。格助詞「と」の後に付いた「といへども」の形で、接続助詞的に用いられた。漢文の「雖」の字の訓読によって広く行われるようになった語。確定逆接の意を表したが、後に已然形の仮定形化とともに、仮定逆接の意にも用いられた) ①…けれども。…ども。地蔵十輪経元慶点「勝菩提を得たまふと―本願を捨てたまはず」。源氏物語若紫「御対面などもあるまじと―、返し奉らむはかしこしとて」 ②…ても(でも)。…とも。平家物語4「責めありと―出したてまつるにあたはず」。「雨天と―決行する」

広辞苑 ページ 885