複数辞典一括検索+

しば【芝】🔗🔉

しば】 (本来は繁草の意で、「莱草しば」「柴」と同源か)イネ科の多年草。日本各地の路傍・原野のいたる所に自生。園芸品種が多い。高さ5〜15センチメートル。根茎は地上を這い、節ごとに細い根を出してひろがる。葉は細長く、先端はとがる。5月頃、小さい花穂をつける。庭園・築山・堤防などに土留めと装飾用に植える。また、広義には、一年生のセイヨウシバ(ローン)、コウライシバなどの総称。野芝。地芝。 シバ 撮影:関戸 勇 ⇒芝焼く

しば【芝】🔗🔉

しば】 ①東京都港区の一地区。もと東京市35区の一つ。古くは品川沖を望む東海道の景勝の地。 ②鐘の異称。芝の増上寺の鐘が有名であったからいう。

しば【芝】🔗🔉

しば】 姓氏の一つ。 ⇒しば‐ぜんこう【芝全交】

しば【柴】🔗🔉

しば】 山野に生える小さい雑木。また、それを折って薪や垣にするもの。そだ。しばき。ふし。万葉集14「あまの原富士の―山このくれの」。「山で―を刈る」

しば【柴】🔗🔉

しば】 姓氏の一つ。 ⇒しば‐しろう【柴四朗】

しば【莱草】🔗🔉

しば莱草】 荒地に生える雑草。しばくさ。〈倭名類聚鈔20→しば(芝)

し‐ば【仕場】🔗🔉

し‐ば仕場】 物事をする場所・現場。特に、戦場。仕場居しばい。今川仮名目録「与力の輩その―において疵を被り、または死するとも」。三河物語「今夜の合戦は、―を取りたる間、此方の勝ち」→芝居6

し‐ば【司馬】🔗🔉

し‐ば司馬】 ①中国古代の官名。周の六卿の一つ。夏官の長。国家の軍政をつかさどる。漢代には大司馬とし、三公の一つとした。 ②魏晋南北朝では将軍・都督の属官。隋唐では州の属官。後世、兵部尚書の雅称。 ③地方官の掾じょうの唐名。

広辞苑 ページ 8935