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し‐み【旨味】🔗🔉

し‐み旨味】 うまい味。また、その物。

し‐み【至味】🔗🔉

し‐み至味】 この上もないよい味。また、その物。二葉亭四迷、平凡「理智の眼を抉出して目的を見ざる処に―存す」

し‐み【詩味】🔗🔉

し‐み詩味】 その詩がもつ趣。また、詩から感じられるような味わい。

じ‐み【地味】ヂ‥🔗🔉

じ‐み地味ヂ‥ ①服装や性格がはででないこと。質素なこと。くすんでいること。浄瑠璃、長町女腹切「―な抱へ帯」。「―に暮らす」↔はで。 ②⇒ちみ

じ‐み【滋味】🔗🔉

じ‐み滋味】 ①うまい味わい。「―に乏しい」 ②滋養のある食物。 ③物事の豊かな深い味わい。「―あふれる教訓」

シミーズ【chemise フランス】🔗🔉

シミーズchemise フランス⇒シュミーズ

しみ‐い・る【染み入る】🔗🔉

しみ‐い・る染み入る】 〔自五〕 しみこむ。深くしみる。奥の細道「閑しずかさや岩に―・る蝉の声」

しみ‐かえ・る【染み返る・沁み返る】‥カヘル🔗🔉

しみ‐かえ・る染み返る・沁み返る‥カヘル 〔自四〕 ①深く染まる。しみこむ。栄華物語木綿四手「御けはひ・匂などぞ―・らせ給へる御かたちは」 ②心に深くしみこむ。感動する。狭衣物語1「若き人々は―・りてめでたてまつる」

しみ‐こお・る【凍み氷る】‥コホル🔗🔉

しみ‐こお・る凍み氷る‥コホル 〔自四〕 ①固くこおる。曾丹集「―・る木の根を床と馴らしつつ行なふ人ぞ仏ともなる」 ②悲しみや恐れなどで身や心がこわばる。宇治拾遺物語8「身もきるやうに、心も―・りて」。浄瑠璃、心中万年草「証拠を出せとにちければ、家内の上下―・り」 ③中世の芸術論で、心を澄ませてもっぱらその境地に没入することをいう。さゝめごと「道に志深く―・りたる人は」

しみ‐こ・む【染み込む・沁み込む】🔗🔉

しみ‐こ・む染み込む・沁み込む】 〔自五〕 色・味・匂いなどが中まで染まる。また、深く感ずる。しみとおる。「味が―・む」「心に―・む言葉」

広辞苑 ページ 9035