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しめ‐づな【締綱】🔗🔉

しめ‐づな締綱】 駄馬に荷物をくくりつけるのに用いる綱。

しめっ‐ぽ・い【湿っぽい】🔗🔉

しめっ‐ぽ・い湿っぽい】 〔形〕 ①しめりけがある。じめじめする。「―・い畳」 ②気分が沈んでいる。陰気くさい。「―・い話」

しめ‐て【締めて・乄て】🔗🔉

しめ‐て締めて・乄て】 合計して。都合つごう。浮世草子、好色万金丹「―廿七文のつけとどけぞや」

しめ‐なき【締め泣き】🔗🔉

しめ‐なき締め泣き】 声を立てまいと押さえて泣くこと。しのびなき。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「―に恨み口説くぞ」

しめ‐なわ【標縄・注連縄・七五三縄】‥ナハ🔗🔉

しめ‐なわ標縄・注連縄・七五三縄‥ナハ (シメは占めるの意)神前または神事の場に不浄なものの侵入を禁ずる印として張る縄。一般には、新年に門戸に、また、神棚に張る。左捻りを定式とし、三筋・五筋・七筋と、順次に藁の茎を捻り放して垂れ、その間々に紙垂かみしでを下げる。輪じめ(輪飾り)は、これを結んだ形である。しめ。章断しとだち。 注連縄 標縄 撮影:関戸 勇

しめ‐ぬり【締塗】🔗🔉

しめ‐ぬり締塗】 漆で固く塗りしめること。また、そのもの。

しめ‐の【標野】🔗🔉

しめ‐の標野】 皇室などの所有する原野で、猟場などにされ、一般の人の入ることを禁じた所。禁野。万葉集1「あかねさす紫野ゆき―ゆき」

しめ‐の‐うち【標の内】🔗🔉

しめ‐の‐うち標の内】 ①神社の境内けいだい。転じて、宮中にもいう。↔しめのほか。 ②(→)「松の内」に同じ。〈[季]新年〉 ⇒しめのうち‐びと【標の内人】

しめのうち‐びと【標の内人】🔗🔉

しめのうち‐びと標の内人】 ①神社または神事に奉仕する人。かんぬし。 ②宮中に奉仕する人。 ⇒しめ‐の‐うち【標の内】

しめ‐の‐かみ🔗🔉

しめ‐の‐かみ 馬の鬣たてがみの、頸から肩に続く毛。とりかみ。

しめ‐の‐ほか【標の外】🔗🔉

しめ‐の‐ほか標の外】 ①神社の境内の外。転じて、宮中の外にもいう。蜻蛉日記巻末歌「たのみずな御垣をせばみあふひ葉は―にありといふなり」↔しめのうち。 ②男女の関係が絶えて逢えないようになったことを、神域にかけていう。源氏物語絵合「身こそかく―なれ」

広辞苑 ページ 9057