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しもこうべ‐ちょうりゅう【下河辺長流】‥カウベチヤウリウ🔗🔉

しもこうべ‐ちょうりゅう下河辺長流‥カウベチヤウリウ (長流はナガルとも読み、また長竜とも書く)江戸前期の古典学者。大和の人か。木下長嘯子に歌道を学び、また契沖とも親交があり、徳川光圀に委嘱された万葉集注釈の業は契沖が継いだ。著「万葉集管見」「枕詞燭明抄」「林葉累塵集」など。(1627〜1686) ⇒しもこうべ【下河辺】

しも‐ごえ【下肥】🔗🔉

しも‐ごえ下肥】 人の糞尿を肥料としたもの。

しも‐ごしょ【下御所】🔗🔉

しも‐ごしょ下御所】 大臣家または将軍家以上の公卿の隠居した者が、一家に同時に2〜3人ある時、その年の若い者。

し‐も‐ご‐も【四も五も】🔗🔉

し‐も‐ご‐も四も五も】 (下に打消の語を伴う)何もかも。何でもかでも。好色二代男「―構はぬ男ども」

しも‐ざ【下座】🔗🔉

しも‐ざ下座】 ①客席・座敷などで、下位の座席。末席。日本間では、床の間から遠く入口に近い席をいう。 ②芝居の舞台で観客から向かって左方。げざ。 ↔上座かみざ

しもさか【下坂】🔗🔉

しもさか下坂】 近江国坂田郡下坂庄(現、滋賀県長浜市)の刀工、下坂派の発祥地。また、その刀工が製作した刀。浄瑠璃、長町女腹切「銘なしの―、…八両で買ひ」→葵あおい下坂→康継やすつぐ

しも‐さき【霜先】🔗🔉

しも‐さき霜先】 初冬、陰暦の10月頃。霜のおりはじめる頃。年末をひかえて金の大事な時でもあった。世間胸算用3「―の金銀あだに使ふことなかれ」

しも‐さぶらい【下侍】‥サブラヒ🔗🔉

しも‐さぶらい下侍‥サブラヒ 清涼殿の殿上の間の南にある、侍臣の詰所。さぶらい。散木奇歌集「雲の上に雲の上人のぼりゐぬ―にさぶらへしかな」→清涼殿(図)

しも‐ざま【下方・下様】🔗🔉

しも‐ざま下方・下様】 ①下の方。春曙抄本枕草子にくきもの「かりぎぬの前―にまくりいれてもゐるかし」 ②しもじも。下民。また、その社会。徒然草「―の人の物語は、耳おどろく事のみあり」↔上方かみざま

しも‐ざむらい【下侍】‥ザムラヒ🔗🔉

しも‐ざむらい下侍‥ザムラヒ 格式の低い侍。

広辞苑 ページ 9069