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いき‐ぼさつ【生き菩薩】🔗🔉

いき‐ぼさつ生き菩薩(→)「いきぼとけ」に同じ。

いぎ‐ぼそ【威儀細】ヰ‥🔗🔉

いぎ‐ぼそ威儀細ヰ‥ 禅宗で用いる掛絡からから変じた無鐶むかんの五条の袈裟けさ。浄土宗で用いる。

いき‐ぼとけ【生き仏】🔗🔉

いき‐ぼとけ生き仏】 生身の人間でありながら仏としてあがめられる、徳の高い人。いきぼさつ。宇治拾遺物語5「この二人おのおの貴くて―なり」

いき‐ぼね【息骨】🔗🔉

いき‐ぼね息骨】 息の音。声。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「―を揚げさすな」

いき‐ぼん【生盆】🔗🔉

いき‐ぼん生盆(→)「いきみたま」に同じ。

いき‐ま・う【息まふ】‥マフ🔗🔉

いき‐ま・う息まふ‥マフ 〔自下二〕 息を張る。いきむ。十訓抄「男の顔を見れば脇かいとり―・へひざまづきたり」

いき‐ま・く【息巻く】🔗🔉

いき‐ま・く息巻く】 〔自五〕 ①勢力をふるう。源氏物語若菜上「坊のはじめの女御にて―・き給ひしかど」 ②息づかいが荒くなるほど激しく怒る。徒然草「上人なほ―・きて」 ③激しく言い立てる。まくしたてる。「ただではおかぬと―・く」「勝ってみせると―・く」

いきみ【息み】🔗🔉

いきみ息み】 いきむこと。息を込めて腹を張ること。

いき‐み【生き身】🔗🔉

いき‐み生き身】 生きている体からだ。なまみ。狂言、腹立てず「―にはらをたてぬといふ事はあるまい」 ⇒いきみ‐ぐ【生身供】 ⇒生き身に餌食 ⇒生き身は死身

いき‐みたま【生見玉・生御霊】🔗🔉

いき‐みたま生見玉・生御霊】 陰暦7月の盆の頃、生存している父母に祝物を贈りまたは饗応する儀式・行事。また、その贈物・食物。室町時代以後の文献に現れる。生身魂。生盆いきぼん・しょうぼん。〈[季]秋〉。建内記「世俗―と号す。源は盂蘭盆経より起る也」 ○生き身に餌食いきみにえじき この世に生きているものには、自然に生活する手段が備わっていること。 ⇒いき‐み【生き身】 ○生き身は死身いきみはしにみ この世に生きているものは、必ず一度は死ぬものであること。生者必滅。 ⇒いき‐み【生き身】

広辞苑 ページ 949