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まいり【参り】マヰリ🔗🔉

まいり参りマヰリ ①行くこと、来ることの謙譲語。参上。蜻蛉日記「年月の勘事こうじなりとも、今日の―には許されなん」 ②高貴の人のところ、特に宮中に行くこと、また、仕えること。参上。参内。源氏物語少女「東の院には―の夜の人々の装束せさせ給ふ」 ③社寺に参詣すること。また、その人。「宮―」「お百度―」 ⇒まいり‐おんじょう【参入音声・参音声】 ⇒まいり‐げこう【参り下向】 ⇒まいり‐ざかな【参り肴】 ⇒まいり‐ばか【詣り墓・参り墓】 ⇒まいり‐もの【参り物】

まいり・く【参り来】マヰリ‥🔗🔉

まいり・く参り来マヰリ‥ 〔自カ変〕 参上する。もうでく。落窪物語1「いつしか―・こんとて」

まいり‐げこう【参り下向】マヰリ‥カウ🔗🔉

まいり‐げこう参り下向マヰリ‥カウ ①参上と下向。 ②神仏に参詣して帰ること。また、その人。狂言、富士松「峰から谷、谷から峰まで―の人々はおびただしいことでござる」 ⇒まいり【参り】

まいり‐ざかな【参り肴】マヰリ‥🔗🔉

まいり‐ざかな参り肴マヰリ‥ 式三献しきさんこんの肴に対して、普通の食膳の肴。 ⇒まいり【参り】

まいり‐つ・く【参り着く】マヰリ‥🔗🔉

まいり‐つ・く参り着くマヰリ‥ 〔自五〕 到着する。参着する。

まいり‐ばか【詣り墓・参り墓】マヰリ‥🔗🔉

まいり‐ばか詣り墓・参り墓マヰリ‥ 両墓制で、死者を埋葬した墓とは別に、少し離れたところに供養のために石塔を建てる墓。墓参はこちらにする。引墓ひきはか。↔埋墓うめばか⇒まいり【参り】

まいり‐もの【参り物】マヰリ‥🔗🔉

まいり‐もの参り物マヰリ‥ 食物の尊敬語。召し上がり物。源氏物語玉鬘「―なるべし折敷おしき手づから取りて」 ⇒まいり【参り】

広辞苑−参りで始まるの検索結果 1-7