複数辞典一括検索+

せい【製】🔗🔉

せい】 ①つくること。つくったもの。つくり。こしらえ。和英語林集成初版「キモノノセイ」。「アルミ―」「イギリス―」 ②御製ぎょせい。謡曲、草子洗「聖徳太子は救世のだいせん、片岡山の―をろせいに広め給ふ」

せい‐えん【製塩】🔗🔉

せい‐えん製塩】 食塩を製造すること。海水から製塩するには、古くは揚浜あげはま式塩田・入浜いりはま式塩田、後には流下式塩田・イオン交換膜などによって得た濃厚塩水(鹹水かんすい)を、さらに蒸発させる。 ⇒せいえん‐どき【製塩土器】

せいえん‐どき【製塩土器】🔗🔉

せいえん‐どき製塩土器】 塩水を煮つめ、製塩する専用の土器。世界各地にあり、日本にも縄文時代後期から奈良・平安時代までのものがある。 製塩土器 ⇒せい‐えん【製塩】

せい‐か【製菓】‥クワ🔗🔉

せい‐か製菓‥クワ 菓子を製造すること。

せい‐か【製靴】‥クワ🔗🔉

せい‐か製靴‥クワ 靴を製造すること。

せい‐かく【製革】🔗🔉

せい‐かく製革】 生皮をなめして鞣革なめしがわに製造すること。

せい‐かん【製缶】‥クワン🔗🔉

せい‐かん製缶‥クワン ボイラーを製作する作業。一般の鋼板製容器・鉄骨構造・クレーン・橋梁の製作などにも応用。

せい‐こう【製鋼】‥カウ🔗🔉

せい‐こう製鋼‥カウはがねを製すること。一般に、銑鉄と屑鉄とから平炉・転炉・電気炉などを用いて製する。

せい‐ざい【製材】🔗🔉

せい‐ざい製材】 伐採した木を、角材・板などに作ること。「―所」

せい‐ざい【製剤】🔗🔉

せい‐ざい製剤】 医薬品を治療目的に応じて調合・成型すること。また、その製品。錠剤・カプセル剤・粉末剤などがある。

せい‐さく【製作】🔗🔉

せい‐さく製作】 ものをつくること。また、つくったもの。「―所」 ⇒せいさく‐ず【製作図】

せいさく‐ず【製作図】‥ヅ🔗🔉

せいさく‐ず製作図‥ヅ 機械の製作に用いる図面。組立図・部分組立図・部品図・工程図など。 ⇒せい‐さく【製作】

せい‐さん【製産】🔗🔉

せい‐さん製産】 製造と産出。製造し産出すること。

せい‐し【製糸】🔗🔉

せい‐し製糸】 糸をつくること。特に、繭から生糸を製造すること。「―業」

せい‐し【製紙】🔗🔉

せい‐し製紙】 紙を製造すること。

せい‐じ【製磁】🔗🔉

せい‐じ製磁】 磁器を製すること。

せい‐じゅう【製絨】🔗🔉

せい‐じゅう製絨】 毛織物を製造すること。

せい‐しゅつ【製出】🔗🔉

せい‐しゅつ製出】 つくりだすこと。

せい‐しょく【製織】🔗🔉

せい‐しょく製織】 糸から織物を作ること。「―機」

せい‐ず【製図】‥ヅ🔗🔉

せい‐ず製図‥ヅ 機械・建築物・工作物などの図面を製作すること。 ⇒せいず‐きかい【製図器械】 ⇒せいず‐ばん【製図板】

せいず‐きかい【製図器械】‥ヅ‥🔗🔉

せいず‐きかい製図器械‥ヅ‥ 製図に必要な道具。三角定規・コンパス・烏口の類。 ⇒せい‐ず【製図】

せいず‐ばん【製図板】‥ヅ‥🔗🔉

せいず‐ばん製図板‥ヅ‥ 製図の際に、製図用紙の下に置く平面の板。 ⇒せい‐ず【製図】

せい・する【製する】🔗🔉

せい・する製する】 〔他サ変〕[文]製す(サ変) 物品などをつくる。こしらえる。製造する。

せいぞう‐かがく【製造化学】‥ザウクワ‥🔗🔉

せいぞう‐かがく製造化学‥ザウクワ‥ 化学変化を利用して製品をつくる方法に関する化学。工業化学。 ⇒せい‐ぞう【製造】

せいぞう‐ぎょう【製造業】‥ザウゲフ🔗🔉

せいぞう‐ぎょう製造業‥ザウゲフ 原料品を加工して新しい品物をつくる生産業。品物をつくる営業。 ⇒せい‐ぞう【製造】

せいぞう‐げんか【製造原価】‥ザウ‥🔗🔉

せいぞう‐げんか製造原価‥ザウ‥ 企業などで、製品やサービスの生産のために費消した財貨やサービスの価値。材料費・労務費・経費からなる。主に工場で発生した原価を、原価計算の手続きにより製品単位に集計したもの。 ⇒せい‐ぞう【製造】

せいぞうぶつ‐せきにん‐ほう【製造物責任法】‥ザウ‥ハフ🔗🔉

せいぞうぶつ‐せきにん‐ほう製造物責任法‥ザウ‥ハフ 商品の欠陥により消費者の人身・財産に被害が生じた場合、製造者にその損害賠償責任を負わせることを定めた法律。1994年制定。PL法。 ⇒せい‐ぞう【製造】

せいぞうぶつ‐ばいしょうせきにん‐ほけん【製造物賠償責任保険】‥ザウ‥シヤウ‥🔗🔉

せいぞうぶつ‐ばいしょうせきにん‐ほけん製造物賠償責任保険‥ザウ‥シヤウ‥ 製造物責任についての消費者からの損害賠償請求に対して、製造業者・輸入業者などが加入して賠償責任に備える保険制度。生産物賠償責任保険。 ⇒せい‐ぞう【製造】

せいぞう‐もと【製造元】‥ザウ‥🔗🔉

せいぞう‐もと製造元‥ザウ‥ その製品を作って送り出した所。製造所。 ⇒せい‐ぞう【製造】

せい‐たん【製炭】🔗🔉

せい‐たん製炭】 炭をつくること。すみやき。

せい‐ちゃ【製茶】🔗🔉

せい‐ちゃ製茶】 茶の葉を加工精製して飲料用とすること。また、その茶。〈[季]春〉

せい‐てつ【製鉄】🔗🔉

せい‐てつ製鉄】 鉄鉱を製錬して鉄材を作ること。ふつう溶鉱炉(高炉)により銑鉄を作るまでの工程をいう。製銑。 ⇒せいてつ‐じょ【製鉄所】

せいてつ‐じょ【製鉄所】🔗🔉

せいてつ‐じょ製鉄所】 製鉄をする工場。多くの場合、製銑ばかりでなく、製鋼・造塊・圧延などの工場も持ち、一貫作業を行う。 ⇒せい‐てつ【製鉄】

せい‐とう【製陶】‥タウ🔗🔉

せい‐とう製陶‥タウ 陶磁器を作ること。

せい‐とう【製糖】‥タウ🔗🔉

せい‐とう製糖‥タウ 甘蔗・甜菜てんさいなどの糖分含有量の多い植物汁液を煮詰め、これを結晶させて砂糖を製造すること。

せい‐はん【製版】🔗🔉

せい‐はん製版】 印刷版を作ること。手工的・機械的・写真的・電子的な方法がある。

せい‐パン【製パン】🔗🔉

せい‐パン製パン】 パンを製造すること。

せい‐ひょう【製氷】🔗🔉

せい‐ひょう製氷】 水を冷却して氷を製造すること。 ⇒せいひょう‐き【製氷機】

せい‐ひょう【製表】‥ヘウ🔗🔉

せい‐ひょう製表‥ヘウ 調査などの結果を整理して表にまとめあらわすこと。

せいひょう‐き【製氷機】🔗🔉

せいひょう‐き製氷機】 製氷のための機械。普通はアンモニアの気化熱を利用。 ⇒せい‐ひょう【製氷】

せい‐ひん【製品】🔗🔉

せい‐ひん製品】 製造した品物。「新―」

せい‐ふん【製粉】🔗🔉

せい‐ふん製粉】 穀物をひいて粉をつくること。特に小麦から小麦粉を製造すること。

せい‐ほう【製法】‥ハフ🔗🔉

せい‐ほう製法‥ハフ 製造の方法。こしらえかた。

せい‐ほん【製本】🔗🔉

せい‐ほん製本】 原稿・画稿・印刷物・白紙などを糸・針金・接着剤などで綴じて表紙をつけ、小冊子・書籍などに形づくること。和装本(和綴じ)・洋装本(洋綴じ)に大別。→装丁(図)

せい‐ま【製麻】🔗🔉

せい‐ま製麻】 ①大麻・亜麻あまなどの靱皮じんぴ繊維を木質部から分離し、紡績原料として使用しうるように精製すること。 ②麻糸から麻布を製すること。

せい‐めん【製麺】🔗🔉

せい‐めん製麺】 麺類を製造すること。

せい‐やく【製薬】🔗🔉

せい‐やく製薬】 医薬品を製造すること。製造した薬剤。

せい‐ゆ【製油】🔗🔉

せい‐ゆ製油】 ①溶出・圧搾・抽出などの方法で動植物体から油を製すること。 ②原油を分留・分解などしてガソリン・灯油など各種石油製品を製造すること。

せい‐れん【製錬】🔗🔉

せい‐れん製錬】 鉱石その他の原料から含有金属を分離・抽出して精製し、金属または合金をつくる工程。

[漢]製🔗🔉

 字形  筆順 〔衣(衤)部8画/14画/教育/3229・403D〕 〔音〕セイ(呉)(漢) [意味] 衣服を仕立てる。器物をつくる。「パルプから紙を製する」「製作・製造・製本・縫製・和製」 [解字] 形声。「衣」+音符「制」(=木の枝を切りととのえる)。布地をたち切って衣をしたてる意。 [下ツキ 官製・既製・擬製・御製・謹製・金製・銀製・燻製・極製・再製・作製・私製・試製・自製・上製・精製・創製・即製・粗製・調製・陶製・特製・剥製・複製・覆製・別製・縫製・仿製・木製・和製

広辞苑−製で始まるの検索結果 1-51